愛国の起源 ――パトリオティズムはなぜ保守思想となったのか(筑摩書房) [電子書籍]
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愛国の起源 ――パトリオティズムはなぜ保守思想となったのか(筑摩書房) [電子書籍]

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出版社:筑摩書房
公開日: 2022年06月17日
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愛国の起源 ――パトリオティズムはなぜ保守思想となったのか(筑摩書房) の 商品概要

  • 「愛国」思想は現在、右派や保守の政治的立場と結びつけて語られる。しかしその起源は、かつて古代ローマの哲学者キケロが提唱したパトリオティズムにあった。フランス革命では反体制側が奉じたこの思想は、いかにして伝統を重んじ国を愛する現在の形となったのか。西洋思想史における紆余曲折の議論を振り返り、尊王思想と結びついた明治日本の愛国受容を分析、さらに現代のグローバルな視点からパトリオティズムの新しい可能性を模索する。
  • 目次

    はじめに/「愛国」のイメージ/今なぜ「愛国」なのか/「愛国」=パトリオティズムの思想史とは/歴史の中で概念は変化する/「パトリオティズム」と「愛国」/本書の構成/第1章 愛国の歴史──古代ローマからフランス革命まで/1 古代・中世初期のパトリオティズム/「愛国」の由来は「パトリオティズム」/キケロによる二つのパトリオティズム/アウグスティヌスによるキリスト教的パトリオティズム/2 中世・近代初期のパトリオティズム/「祖国のために死ぬこと」/選ばれた民/共通善の敵とは誰か/外国人に開かれた共和主義的パトリオティズム/ミルトンと「どこであれ自分がよく生きられるところ」/共通善か国王か/王党派パトリオティズムの特徴/教皇と国王の二者択一/3 一八世紀のパトリオティズム/伸縮自在な祖国愛/フランス革命と「国民」の誕生/ナショナリズム的パトリオティズムの誕生/国民意識形成のプロジェクト/普遍と個別という矛盾する要素/反体制的だったナショナリズム/第2章 愛国とは自国第一主義なのか/1 「普遍的慈愛」とは何か/愛国はなぜ「保守」の思想になったのか/自国第一主義の萌芽/フランス革命をめぐる大論争/プライスとバークの先駆者/ハチスンのコスモポリタンなパトリオティズム論/距離が近ければ共感しやすい/人類愛と祖国愛/2 プライス・バーク論争/プライスの「祖国愛について」/ナショナリズムと外国人嫌いの台頭/「虚偽でいかがわしい」パトリオティズム/「保守主義の父」バークのフランス革命批判/パトリオティズムを換骨奪胎したバーク/第3章 愛すべき祖国とは何か/1 「パトリア」概念の変遷/ヴォルテールとルソーの「パトリ」/「パトリア」と英語訳「カントリー」の違い/自国の風景を愛する祖国愛/ロマン主義と自然的祖国の肥大化/2 保守的パトリオティズムの誕生/家族愛や近所付き合いの先にある「国」/「伝統」としての「国」/保守的パトリオティズムの誕生/スミスの共感理論によるキケロ的パトリア概念の解体/理想の追求か現状肯定か/家族愛を基本とする祖国愛/プライス・バーク論争に見る政治的な歴史解釈の対立/近代ナショナリズムと保守的パトリオティズムの接点/3 保守的パトリオティズムの台頭と共和主義的パトリオティズムの退潮/バーク以後の論争/自国の伝統を愛する「真の愛国者」の登場/一九世紀イギリス知識人とパトリオティズム/第4章 愛国はなぜ好戦的なのか/他

愛国の起源 ――パトリオティズムはなぜ保守思想となったのか(筑摩書房) の商品スペック

書店分類コード P020
Cコード 0231
出版社名 筑摩書房
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紙の本のISBN-13 9784480074843
ファイルサイズ 5.7MB
著者名 将基面貴巳
著述名 著者

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