ハロルド・ピンター(彩流社) [電子書籍]
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ハロルド・ピンター(彩流社) [電子書籍]

奥畑 豊(著者)
価格:¥2,860(税込)
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フォーマット:
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出版社:彩流社
公開日: 2022年08月09日
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ハロルド・ピンター(彩流社) [電子書籍] の 商品概要

  • 英国の劇作家ハロルド・ピンターは代表作『誕生日パーティー』が
    興行的不振のために、早々と打ち切られるなど
    正当な評価を得ることができていなかったが、
    1960年初演『管理人』の成功によって一躍注目を集め、
    65年初演の名作『帰郷』によって不動の名声を確立した。
    80年初演の『温室』以降は、国際社会における人権侵害や弾圧などに
    対して積極的に発言をするようになり、活動家として様々な問題に
    コミットしつつ、幾つもの優れた政治劇を世に送り出した。
    96年初演の『灰から灰へ』は、後期における彼の代表作である。
    本書は、第一章で、言語に関わるピンターの問題意識を考察し、
    続く第二章では、彼の作品群に描かれるミスコミュニケーション、
    あるいは社会学者クラウス・ミューラーが
    「歪曲されたコミュニケーション」と名づけたものの表象を分析し、
    それらに表出する記憶の政治学のあり方を読み解いた。
    第二部をなす三つの章も、多くの点でこの第一部の議論を引き継ぐもの
    であるが、ここでは第一部で提示した読解から零れ落ちてしまった論点
    をも拾い上げながら、『誕生日パーティー』『温室』『管理人』『帰郷』、
    そして後期の政治劇といった彼の代表作を詳細に検討していく。
    第一部におけるミスコミュニケーションに関する議論、第二部における
    ピンター劇の暴力性に関わる議論、そして本書全体に通底する
    記憶の政治学というテーゼは、いずれも「ホロコースト」という
    歴史上の大事件と多かれ少なかれ関係しているのである。

    【目次】
    1章 ホロコーストのあとで(1)
    2章 ホロコーストのあとで(2)
    3章 死産するスタンリーと声の剥奪
    4章 何かが起こる/何も起きない
    5章 言語、政治、記憶

ハロルド・ピンター(彩流社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード U550
Cコード 0074
出版社名 彩流社
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紙の本のISBN-13 9784779127540
ファイルサイズ 1.4MB
著者名 奥畑 豊
著述名 著者

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