うみべのストーブ 大白小蟹短編集(リイド社) [電子書籍]
    • うみべのストーブ 大白小蟹短編集(リイド社) [電子書籍]

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うみべのストーブ 大白小蟹短編集(リイド社) [電子書籍]

大白小蟹(著者)
  • 5.0
価格:¥880(税込)
ゴールドポイント:264 ゴールドポイント(30%還元)(¥264相当)
フォーマット:
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出版社:リイド社
公開日: 2022年11月25日
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うみべのストーブ 大白小蟹短編集(リイド社) [電子書籍] の 商品概要

  • 俵 万智
    「小蟹さんの澄んだ心の目。そのまなざしを借りて私たちは、忘れそうなほど小さくて、でもとても大切な何かを見つめなおす。たしかに降ってきたけれど、とっておけない雪のように。」

    雪のように静か。冬の朝のように新鮮。
    自分の気持ちに触れることができるのは、こんな時かもしれない。

    [収録作品]
    ●「うみべのストーブ」
    運命のように出会ったえっちゃんとスミオにも、ある日訪れた別れ。傷心のスミオを海に連れ出したのは、隣で彼を見守り続けていたストーブだった…。
    「ふたりが…お互いに、好きだったこと 私はちゃんと覚えてる 何度だって思い出すよ」
    連載時のカラーを再現し、2色刷で収録。

    ●「雪子の夏」
    トラックドライバーの千夏が雪の日に出会った、雪女の雪子。夏のあいだは消えてしまうという雪子に夏を見せてあげたい。忘れられない夏の物語。
    「誰もあたしのことを 思い出してくれなくなったら こんなぼんやりしたまま 永遠に消えちゃうの?」

    ●「きみが透明になる前に」
    ある日事故で透明になってしまった夫。彼の姿が見えないことにほっとしている自分はもう、彼を愛していないのだろうか…。見えないものに触れる、夫婦の絆のかたち。
    「ねえ泉 ありがとう 僕を見つけてくれて」

    ●「雪を抱く」
    パートナーとの間の妊娠を知り、複雑な気持ちの若葉。大雪で家に帰れなくなったある日、偶然出会ったコウコと朝までの時間を過ごす。女性の身体をめぐる物語。
    「わたしの身体が わたしひとりだけのものだったことなど 一度でもあっただろうか」

    ●「海の底から」
    仕事で忙しい毎日を送る深谷桃は、かつてのように小説を書くことができない。いまの自分はまるで海の底から上を見上げているようで…。創作に向き合うことができないでいる生活者の苦悩の物語。
    「悔しい 書かなくても幸せでいられるのが」

    ●「雪の街」
    はなれていた親友の突然の死をきっかけに訪れた、昔住んでいた町。思い出のファミレスで出会った森田という男と、死んでしまったスーちゃんのことを思い出しながら、雪道を歩いていく。
    夜の黒さと雪の白さは、彼らの弔いを静かに描き出す。
    「鈴木さんがどこかで 元気でいてくれるといいなって ずっと思ってました」

    ●「たいせつなしごと」
    単調な仕事に明け暮れる毎日のなかで、いつのまにか自分の心は動かなくなっていた。いつかどこかのゲートが開いて、別の世界へ行けたなら…。暮らしのなかにある光を見つける小さな物語。
  • 目次

    うみべのストーブ
    雪子の夏
    きみが透明になる前に
    雪を抱く
    海の底から
    雪の街
    たいせつなしごと

うみべのストーブ 大白小蟹短編集(リイド社) [電子書籍] の商品スペック

シリーズ名 うみべのストーブ 大白小蟹短編集
Cコード 0979
出版社名 リイド社
本文検索 不可
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紙の本のISBN-13 9784845861439
ファイルサイズ 112.2MB
著者名 大白小蟹
著述名 著者

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