「笛吹き男」の正体 ──東方植民のデモーニッシュな系譜(筑摩書房) [電子書籍]
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「笛吹き男」の正体 ──東方植民のデモーニッシュな系譜(筑摩書房) [電子書籍]

浜本隆志(著者)
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出版社:筑摩書房
公開日: 2022年11月18日
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「笛吹き男」の正体 ──東方植民のデモーニッシュな系譜(筑摩書房) の 商品概要

  • 中世ドイツ・ハーメルンで起きた「笛吹き男」伝説。約130名におよぶ子供たちが突如消えた事件として知られる。その真相は、歴史の闇に隠れ、解明は困難であるとされてきた。諸説あるなか、本書は、事件が東方植民へのリクルートの際に発生したという説に立つが、問題はそこで終わらない。この東方植民をキーワードにすると、ドイツ史の暗部が見えてくる。
  • 目次

    はじめに/序章 「笛吹き男」ミステリーの変貌/1 「笛吹き男」伝説の町ハーメルン/2 事件はどう伝えられてきたか/3 宗教改革時代の伝説の変化/4 水車製粉と「ネズミ捕り男」のモティーフの追加/5 グリム兄弟の「ハーメルンのネズミ捕り男」伝説の成立/第1章 「笛吹き男」伝説の虚像と実像/1 事件が起きた「ヨハネとパウロの日」とは/2 冬至祭と夏至祭の構造/3 なぜ「ヨハネとパウロの日」が夏至祭、聖ヨハネ祭と隣接しているのか/4 事件が夏至祭から「ヨハネとパウロの日」へ変更された理由/5 異界が口を開くとき/第2章 事件に関する諸説/1 子供十字軍説/2 舞踏病説/3 「ゼーデミュンデの戦い」における戦死説/4 従来の東方植民説/5 言語学者ウドルフの東方植民説とその背景/第3章 ハーメルンで起きた事件の検証/1 ロカトール(植民請負人)はなぜハーメルンを目指したのか/2 ロカトールの市内でのリクルート/3 子供たちを巻き込んだ理由/4 「舞踏禁止通り」から東門へ/5 どのようにして集団を東方へ連れて行ったのか/第4章 ロカトールの正体と東方植民者の日常/1 入植時のブランデンブルク辺境伯領/2 ロカトールの正体と『ザクセンシュピーゲル』/3 東方農民の日常生活/4 『ザクセンシュピーゲル』における民衆の法的状況/5 ドイツ騎士修道会の特色とロカトール/第5章 ドイツ東方植民の系譜/1 ブランデンブルク辺境伯領からドイツ帝国への道/2 ヨーロッパ辺境における「北の十字軍」/3 「北の十字軍」はなぜ衰退したのか/4 ワシの紋章と鉄十字章が語るドイツ史/5 ドイツナショナリズムと「東方への衝動」/第6章 ドイツ帝国(一八七一─一九一八)の植民地政策/1 海洋型と大陸型の植民地主義/2 ドイツ帝国と植民地主義/3 挫折したバグダード鉄道/4 第一次世界大戦の教訓/5 近代の東方植民地──ヴォルガ・ドイツ人自治共和国/6 植民地の放棄とミュンヘン一揆/第7章 ナチスと東方植民運動/1 『わが闘争』と東方生存圏/2 ナチス東方植民運動と「地政学」、農業イデオロギー/3 ドイツ騎士修道会とナチス親衛隊(SS)/4 東方への道──オーストリア、チェコスロヴァキア、ポーランド併合/5 ポーランドにおける東方植民政策とバルバロッサ作戦/第8章 「笛吹き男」とヒトラー/1 図像が示す「笛吹き男」とヒトラーの構図/2 集団妄想の醸成と民衆操作/3 巻き込まれた子供たち──ヒトラー・ユーゲント/4 レーベンスボルン(生命の泉)──アーリア民族創出プロジェクト/5 占領地のレーベンスボルン──拉致された子供たち/あとがき/主要参考文献

「笛吹き男」の正体 ──東方植民のデモーニッシュな系譜(筑摩書房) の商品スペック

書店分類コード Q440
Cコード 0322
出版社名 筑摩書房
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紙の本のISBN-13 9784480017536
ファイルサイズ 29.2MB
著者名 浜本隆志
著述名 著者

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