孤独の俳句 ~「山頭火と放哉」名句110選~(小学館新書)(小学館) [電子書籍]
    • 孤独の俳句 ~「山頭火と放哉」名句110選~(小学館新書)(小学館) [電子書籍]

    • ¥1,045209 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086601808151

孤独の俳句 ~「山頭火と放哉」名句110選~(小学館新書)(小学館) [電子書籍]

金子兜太(著者)又吉直樹(著者)
価格:¥1,045(税込)
ゴールドポイント:209 ゴールドポイント(20%還元)(¥209相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:小学館
公開日: 2022年11月24日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ

カテゴリランキング

こちらの商品は電子書籍版です

孤独の俳句 ~「山頭火と放哉」名句110選~(小学館新書)(小学館) の 商品概要

  • こんな時代だからこそ心に沁みる名句がある。

    「孤独」や「孤立」を感じる時代だからこそ、深く心に沁みる名句がある。
    漂泊・独居しながら句作を続けた“放浪の俳人”種田山頭火と尾崎放哉の自由律俳句が今、再び脚光を浴びているという。その厖大な作品の中から、現代俳句の泰斗・金子兜太が生前選んだ山頭火55句と、お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹が選んだ放哉55句を合わせて110句を厳選・解説した“奇跡の共著”。

    労れて戻る夜の角のいつものポストよ 山頭火
    ……東京暮らしには多少の余裕が出てきたものの、妻と別れて一人身になった孤独感は、やはり深かったのだろう。そんな折だから、町角のポストに友だちのような親しみを感じるのである。(金子)

    こんなよい月を一人で見て寝る 放哉
    一人で月を眺めていて、「よい月だな」と感慨にふけることがある。……だが、どこかでこの喜びを誰とも分かち合うことができない淋しさも感じてしまう。……一人だからこそ感じることのできた喜びと淋しさが句の内部で循環している。(又吉)

    うしろ姿のしぐれてゆくか 山頭火
    ……感傷も牧歌も消え、生々しい自省と自己嫌悪も遠のいて、宿命をただ噛みしめているだけの男のように、くたびれた身体をゆっくりと運んでいる姿が見えてくる。(金子)

    咳をしても一人 放哉
    ……誰もいない孤独が満ちた部屋で咳をする。その咳は誰にも届かず、部屋の壁に淋しく響く。一つの咳によって部屋に充満していた孤独や寂寥が浮き彫りになる。(又吉)

    「孤独」を磨き続けた2人の自由律の名句を“再発見”する一冊。

孤独の俳句 ~「山頭火と放哉」名句110選~(小学館新書)(小学館) の商品スペック

書店分類コード U845
Cコード 0292
出版社名 小学館
本文検索
他の小学館の電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784098254316
ファイルサイズ 6.1MB
著者名 金子兜太
又吉直樹
著述名 著者

    小学館 孤独の俳句 ~「山頭火と放哉」名句110選~(小学館新書)(小学館) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!