怪談論(彩流社) [電子書籍]
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怪談論(彩流社) [電子書籍]

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フォーマット:
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出版社:彩流社
公開日: 2023年03月28日
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こちらの商品は電子書籍版です

怪談論(彩流社) [電子書籍] の 商品概要

  • さあさあ、寄ってらっしゃい、
    見てらっしゃい!

    暑い日、怪談を聴いて背中がゾクッとして涼しくなる?
    そんなわけはない。
    開けた戸や窓の先には闇が広がった。夏は、人の住む明るい部屋と、
    幽霊や妖怪の棲む闇とが交じり合う。
    もちろん冬の幽霊や妖怪もいる。家には囲炉裏があって暖かだが、
    外は寒く北風が吹き雪も降っている。秋の夜長の幽霊もいれば、
    梅雨の幽霊もしっくりくる。
    桜の下に幽霊は佇む。狂ったように咲く桜の木の根本には
    死体が埋められているという話もある。
    季節なんてどうでもいい。
    いつの季節にも幽霊の出るロケーションはある。
    怪談は「怪しい」「談」と書く。
    「談」すなわち「話」だ。誰かが作り、文章にし、語って聞かせたりした。
    すべてが創作ではない。
    昔から語り継がれたモノや、そのときに起こった話もある。
    話には説得力を持たせるための脚色が必要だ。
    夏は他の季節よりいくらか演出効果があるのかもしれない。
    そんな夏の夜、夕涼みの客の心を掴んだのは、爆笑落語でもなく、
    しみじみした人情噺でもなく、どこか妖しく気味の悪い「怪談」だった。

怪談論(彩流社) [電子書籍] の商品スペック

シリーズ名 フィギュール彩
書店分類コード U055
Cコード 0395
出版社名 彩流社
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紙の本のISBN-13 9784779170348
ファイルサイズ 2.1MB
著者名 稲田 和浩
著述名 著者

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