主権者を疑う ──統治の主役は誰なのか?(筑摩書房) [電子書籍]
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主権者を疑う ──統治の主役は誰なのか?(筑摩書房) [電子書籍]

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出版社:筑摩書房
公開日: 2023年04月07日
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主権者を疑う ──統治の主役は誰なのか?(筑摩書房) の 商品概要

  • 近年の改憲ムーブメントで連呼された「最終的に決めるのは、主権者たる国民の皆様です!」――私たちは改めて主権者としての自覚が求められ、いよいよ最後の出番に呼び出しがかけられている。しかし、主権とは何で、主権者とは誰なのか? 本書は、神の至高性に由来するこの“取り扱い注意”の概念を掘り下げ、新たなトリセツを提示する。ロゴスから意思へ、神から君主そして国民へ、魔術から計算へ、選挙からアルゴリズムへ――中世神学から現代の最新論考までを包含しためくるめく“主権者劇場”がここに開幕!
  • 目次

    はしがき/序章 見取り図──日本国憲法に登場する「国民」たち/第1章 主権者Part1──ロゴスと意思/1 「最終的に決めるのは、主権者たる国民の皆様であります」/改憲論議を振り返る──主権論の“重さ”と“軽さ”/国民投票の「権利」の剥奪?/2 主権についての伝統的理解/主権の三つの相/最高権力の源泉としての「最高の意思力」/3 ロゴスから意思へ/神の至高性と三位一体論──「ロゴスとしての神」とその万能性・永遠不変性/神、理性、意思──トマス・アクィナス/普遍か個物か、理性か意思か──スコトゥスとオッカム/神の意思の絶対性と恣意性/4 至上権争い──神権と俗権の攻防/神学から政治思想へ/両剣論──神権と王権の区別/教皇至上権へ/5 中世の解体と主権論の浮揚/教皇の没落と中世の解体/主権論と「王権の自律」──家族・教会・国家/神を演ずる王──王権神授説の専制化/中世神学の「反転応用」としての主権論/主権と法──至高性を枠づけるもの/6 本章のまとめ/第2章 主権者Part2──忘れられた巨人/1 破壊者=創造者/“破壊者=創造者”としての神──大魔神・ゴジラ・宇宙人/2 “破壊者=創造者”としての「憲法制定権力」/憲法制定権力とは/“破壊者=創造者”としての制憲権/3 主権者をおさえ込む?/超越的規範に訴える──自然法論の系譜と主権者の自己拘束/主権者の出番を少なくする──制憲権の常駐か封印か/主権の独占を許さない──意思主体か代表機関か/4 国民主権論はなぜ受け容れられているのか?/国民主権がはらむいくつかの問題/国民主権論とはどういう企てなのか/5 アメリカの経験から/「人民主権」と「州主権」/チザム対ジョージア事件判決(1793年)/チザム判決個別意見に見る初期アメリカの主権論/連邦法無効宣言危機/奴隷州、自由州、人民主権/南北戦争の遺産──「失われた大義」/6 主権と主権者/主権者の神格化/天皇機関説事件/ほか

主権者を疑う ──統治の主役は誰なのか?(筑摩書房) の商品スペック

書店分類コード G010
Cコード 0232
出版社名 筑摩書房
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紙の本のISBN-13 9784480075468
ファイルサイズ 5.3MB
著者名 駒村 圭吾
著述名 著者

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