葬儀会社が農業を始めたら、サステナブルな 新しいビジネスモデルができた(幻冬舎メディアコンサルティング) [電子書籍]
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葬儀会社が農業を始めたら、サステナブルな 新しいビジネスモデルができた(幻冬舎メディアコンサルティング) [電子書籍]

戸波亮(著者)
価格:¥1,672(税込)
ゴールドポイント:335 ゴールドポイント(20%還元)(¥335相当)
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出版社:幻冬舎メディアコンサルティング
公開日: 2023年06月05日
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葬儀会社が農業を始めたら、サステナブルな 新しいビジネスモデルができた(幻冬舎メディアコンサルティング) の 商品概要

  • 市場が縮小する業界で生き残る!

    外注業務の内製化を突き進めてたどり着いた異業種参入

    経営危機から8つの事業を展開、
    資産総額27億円まで成長できた戦略とは――
    --------------------------------------------------------
    日本の人口が減少するのに伴って、
    市場規模が縮小し厳しい状況に立たされている業界は多くあります。

    著者が身をおく葬儀業界もその一つです。
    人口減少は死亡する人が減ることを意味し、葬儀の減少に直結します。
    著者は祖母が始めた葬儀会社を1998年に引き継ぎましたが、
    死亡者数減少によるマーケットの縮小が目に見えているのに加え、
    葬儀の規模も縮小傾向にあり、葬儀単価は右肩下がりで
    事業の先行きに強い危機感を抱いていました。

    しかし、その25年後の2023年現在、著者の会社は葬儀業を含めて
    8つの事業を展開し、資産総額は27億円、年間売上高は14.5億円、
    ROE(自己資本利益率)は10%、自己資本比率は40%を超えています。
    このなかで、葬儀業と並ぶ柱になっているのが農業です。

    葬儀会社が農業をやっているというと多くの人はまったく関連のない
    異業種に参入したと思うかもしれませんが、そうではありません。
    著者は業界が縮小するなかで売上を伸ばすのではなく、
    利益率を改善させる方向に舵を切りました。
    その際に取り組んだのが外注業務の内製化です。
    もちろん内製化には固定費もかかりますが、固定費が負担にならないよう
    本業とのコストシナジーを考え、他の事業でもリソースを活用できるよう
    シミュレーションを繰り返しました。
    そして内製化によって利益率の改善が実現できたことで、
    結果的に農業をはじめとする複数の異業種参入につながったのです。
    葬儀業界の外注業務は多岐にわたります。葬儀で使う生花の仕入れ、
    葬儀や法事の仕出しの製造などがありますが、著者はそれらを次々と内製化していきます。
    たとえば生花であれば蕾のうちは一般用に販売し、
    その後開花した花は葬儀用に使用することで無駄をとことん省いたのです。
    さらに葬儀の返礼品として使える商品開発にも乗り出し、着目したのが米でした。
    米であれば返礼品としてだけでなく、仕出しにも活用できます。
    そこで北海道に農業生産法人を設立し農業に参入しました。
    7haからスタートした田畑の面積は、今では52haにまで拡大し、
    葬儀業との両立で経営は安定しています。
    こうした経験から、既存事業の外注業務に目をつけて取り込みながら
    新たな分野に参入すれば、中小企業にとっても大きなビジネスチャンスがあると著者は主張します。
    本書では著者がどのようにして異業種に参入して成功したのか、
    その視点や発想、取り組みを紹介します。
    経営者にとって新たなビジネスモデルを創出し、未来を切り拓くためのヒントがつまった一冊です。
  • 目次

    はじめに

    第1章 人口減少に伴い葬儀業界のマーケットは縮小する一方
        過去の延長線上で勝負しても生き残るのは困難
    ●毎年100万人が減る時代、倒産する企業も増えている
    ●時代とともに変わる顧客ニーズ
    ●葬儀会社はレンタル業からサービス業へ
    ●急速に経営環境が悪化
    ●今後、市場は緩やかに縮小
    ●甘い考えで転職した葬儀会社は倒産寸前
    ●多額の投資で資金繰りが悪化
    ●経営権を引き継ぎコストカットに着手
    ●中小企業に厳しい金融機関
    ●決算書を読むことで対策が見えてくる
    ●金融機関との取引を見直す

    第2章 生き残りの糸口は外注業務にある!
        葬儀で使う花や料理を内製化して行き着いた「農業への参入」
    1.アフターコロナの中小企業経営
     ●ゼロゼロ融資の功罪
     ●補助金という危険なワナ
     ●中小企業とイノベーション
    2.外注業務の内製化と従業員のマルチワーカー化
     ●中小企業の生き残りには新事業展開が不可欠
     ●生花業は葬儀用と一般用の組み合わせで
     ●3つめのセレモニーホールと同時に仕出し業に参入
     ●中小企業にこそ必要な「適材適所」
     ●適材適所のため有効な「多能工」化
     ●中小企業こそ女性を活かすべき
    3.リーマンショックから得た“モノづくり”の発想
     ●飲食業は参入のハードルが低いがリスクもある
     ●リーマンショックはなぜ起きたのか
     ●金融危機はインフレに通ずる
     ●インフレ時代に備えるための新規事業を模索

    第3章 異業種からの参入だからできる新しい農業
        葬儀会社から見た米作りにはチャンスが溢れている
    1.変化する農業にビジネスチャンスを見いだす
     ●進む米離れ、コロナ禍で生産者米価はさらに下落
     ●補助金政策による歪み
     ●機械化、効率化が進む農業では中小企業にチャンスが
    2.農地を求めて北海道へ
     ●まずは就農セミナーに参加
     ●北海道で出会った“道先案内人”
     ●契約直前でつぶれた養豚業者の買収
     ●4年越しでようやく農地を取得
    3.“新しい農業”への挑戦
     ●作った米はすべて自分たちで売りさばく
     ●高く売るため付加価値を付ける
     ●素直に教えを請うことが大事
     ●商品価値を高め自分たちで売り切るから儲かる
     ●農機と人員を移動する作戦で効率化を図る
     ●摩擦を起こさずなじみながらやっていく

    第4章 無駄をビジネスに変える
        田んぼからできたものはすべて商品化するSDGs戦略
    1.米作りから芋づる式にビジネス展開
     ●米作りには思いのほか廃棄物が多い
     ●稲藁を活用した鶏卵とプリン
     ●賞味期限が近くなった米は甘酒に、籾殻はエコ燃料に
     ●糠からつくる米タオルや化粧品
     ●専用品種で冷凍米粉パンを開発
     ●ワイン作り、ビール作りにも着手
    2.自分たちで売り切るための「出口」戦略
     ●「出口」が見えないなら先送りする
     ●新しい出口としてのアンテナショップとECサイト
     ●目指すは「食のSPA化」
    ほか

葬儀会社が農業を始めたら、サステナブルな 新しいビジネスモデルができた(幻冬舎メディアコンサルティング) の商品スペック

書店分類コード J010
Cコード 0034
出版社名 幻冬舎メディアコンサルティング
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紙の本のISBN-13 9784344944800
ファイルサイズ 11.8MB
著者名 戸波亮
著述名 著者

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