帝国の追放者たち(柏書房) [電子書籍]
    • 帝国の追放者たち(柏書房) [電子書籍]

    • ¥2,970594 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086601988894

帝国の追放者たち(柏書房) [電子書籍]

価格:¥2,970(税込)
ゴールドポイント:594 ゴールドポイント(20%還元)(¥594相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:柏書房
公開日: 2023年06月27日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ
こちらの商品は電子書籍版です

帝国の追放者たち(柏書房) [電子書籍] の 商品概要

  • 不幸のいちばんの原因は、ここではないどこかへ行きたいという望みだろうか?

    【本書の内容】
    フランスのアナキスト、ルイーズ・ミシェル。ズールー人の王、ディヌズールー・カ・チェツワヨ。ウクライナの革命家、レフ・シュテルンベルク――

    より大きな自由とホームの理念のために、目の前の自由とホームを犠牲にした者たちの生涯を辿る旅に出た著者。

    南太平洋のニューカレドニア、南大西洋のセントヘレナ、シベリアの極東海岸沖のサハリン――

    かつて「帝国」の流刑地だった島々を旅するなかで見えてきた、いまなお残る傷跡と亀裂。

    「自由を求めて鼓動する心臓には、ごくわずかな権利しかないようですので、わたしの取り分を要求します。」――ミシェル

    「わたしのただひとつの罪はチェツワヨの息子であることです。何もしていないのに、悪意によって殺されようとしています。」――ディヌズールー

    「もっといい時代がくるよ、モイセイ。ぼくらの星はまだ地平線の上の空高くにある。」――シュテルンベルク

    人生がふたつに引き裂かれたとき、自分を保つのはときにむずかしい。

    故郷(ホーム)を追われる経験は、当人にとって何を意味したのか。故郷(ホーム)を追われた者を受け入れる経験は、その土地に根づく人びとに何をもたらしたのか。

    弱い立場にある者が望まぬ移動と隔離を強いられる現代に放たれた、過去と現在をつなぐ傑作紀行文学(トラべローグ)!

    【本文より】
    本書は流刑者のことを考える一冊として企画されたが、それと同じくらい帝国についての本にもなった。両者はつねに分かちがたく結びついているからだ。それゆえ本書はまた、帝国の双子の犠牲者のあいだにかたちづくられた
    連帯についての一冊でもある。“流刑者”と“先住民”、すなわち追放された市民と植民地化された被支配者のあいだの連帯である。
  • 目次

    プロローグ ホームシックについて

    I
    赤旗 ルイーズ・ミシェル
    幽霊の山 ディヌズールー・カ・チェツワヨ
    ユダヤ人居住区 レフ・シュテルンベルク

    船酔いについて

    II
    野蛮人 ニューカレドニア
    月の男 セントヘレナ
    黒い川の島 サハリン

    III
    黒旗 ルイーズ・ミシェル
    没落者 ディヌズールー・カ・チェツワヨ
    サハリン熱 レフ・シュテルンベルク

    エピローグ ホームシックについて

    用語と名称について
    謝辞
    訳者あとがき
    本文の出典について
    画像について
    参考文献
    原注

帝国の追放者たち(柏書房) [電子書籍] の商品スペック

シリーズ名 帝国の追放者たち
Cコード 0098
出版社名 柏書房
本文検索
他の柏書房の電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784760155262
ファイルサイズ 10.0MB
著者名 ウィリアム アトキンズ
山田 文
著述名 著者

    柏書房 帝国の追放者たち(柏書房) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!