出世と恋愛 近代文学で読む男と女(講談社) [電子書籍]
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出世と恋愛 近代文学で読む男と女(講談社) [電子書籍]

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出版社:講談社
公開日: 2023年06月21日
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出世と恋愛 近代文学で読む男と女(講談社) [電子書籍] の 商品概要

  • 「青春とは何か」とは男女ともに簡単には定義できない命題だが、前提として必要なのは「精神的親離れ」である。しかし青春期は、自分の将来への不安に迷い、徐々に自分の世界を見つけるが、同時に好きな人ができる時期でもある。
    日本の近代文学の主人公である青年たちは、恋を告白できず片思いで終わるケースが多い。たまに恋が成就しても、ヒロインは難病や事故などで、なぜか死ぬのだ。日本の男性作家には恋愛、あるいは大人の女性を書く力がないのではと著者は喝破する。
    たかが文学の話ではないかと思うなかれ、近代文学が我が国ニッポンの精神風土に落としている影は思いのほか深い。
    明治期の立身出世物語が青年たちの思想に与えた時代背景は見逃せない。同時に戦争が文学に与えた強い影響も。
    しかし夏目漱石『三四郎』から20年、女性作家の宮本百合子『伸子』で、「新しい女性」が恋愛や結婚に縛られない「生きる価値」を見つける時代が近代にも到来する。男女ともに時代の変遷とともに成長するのだ。
    近代文学で描かれた男女の生き方は、現代日本の「人生の成功と恋愛」にかける人々の思いを読み解く大いなる鍵となる。
  • 目次

    序章 日本の青春小説・恋愛小説はみんな同じ!?
    第1章 明治青年が見た夢
    第2章 大正ボーイの迷走
    第3章 悲恋の時代
    第4章 モダンガールの恋
    終章 青春小説・恋愛小説が行き着いた先

出世と恋愛 近代文学で読む男と女(講談社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード U270
Cコード 0295
出版社名 講談社
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紙の本のISBN-13 9784065293577
ファイルサイズ 6.0MB
著者名 斎藤 美奈子
著述名 著者

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