エッセンシャル植物育種学 農学系のための基礎(講談社) [電子書籍]
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エッセンシャル植物育種学 農学系のための基礎(講談社) [電子書籍]

執行 正義(著者)平野 智也(著者)國武 久登(著者)
価格:¥3,740(税込)
ゴールドポイント:748 ゴールドポイント(20%還元)(¥748相当)
フォーマット:
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出版社:講談社
公開日: 2023年06月23日
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エッセンシャル植物育種学 農学系のための基礎(講談社) の 商品概要

  • 本書は植物育種学に関する教科書です。大学1・2年生がはじめて植物育種学を学ぶための教科書として編集しました。
    本書では,イネやムギなどの穀類の育種事例が多い従来の教科書とは異なり,野菜や果樹,花卉などの園芸作物の多様な育種事例を数多く取り上げ,特徴的な教科書を目指しました。さらに,分子生物学の急速な進歩によって,育種に関する新しい評価技術や専門用語が多くなっていることから,模式図や写真を多用し,欄外に補足説明を入れることで,可能な限りこの1冊だけで読者に理解を深めてもらうことにも力点を置いています。また,関連した話題やトピックスをコラムとして取り上げることで,植物育種学に興味を持ってもらえるように工夫しました。
    昨今は地球温暖化や気候変動,バイオ燃料需要の増加などによる穀類の需要増加,さらには今後発展が期待されているスマート農業に対応できる品種の育成など,植物育種学には新たな方向性が求められており,植物育種学は非常に魅力のある学問領域です。その魅力を存分に味わえる1冊として強くお薦めします。

    [主な目次]
    第1章 植物育種の歴史
    第2章 植物遺伝資源と育種
    第3章 遺伝学の基礎
    第4章 育種の原理と基本的な技術
    第5章 他殖性植物の育種
    第6章 一代雑種育種
    第7章 自殖性植物の育種
    第8章 栄養繁殖性植物の育種
    第9章 ゲノムおよび倍数性育種
    第10章 突然変異育種
    第11章 遠縁交雑育種
    第12章 組織培養による育種
    第13章 分子育種の基礎
    第14章 分子育種の実際
    第15章 遺伝資源を取り巻く情勢

    【編著者紹介】
    國武久登
    学術博士。1991年千葉大学大学院自然科学研究科博士課程修了。1996年より九州東海大学農学部講師,2001年より宮崎大学農学部応用生物科学科准教授を経て,2006年より宮崎大学農学部応用生物科学科教授。2015年より宮崎大学副学長(産学連携担当),2021年より宮崎大学農学部長を兼務。専門は植物遺伝育種学,果樹園芸学。

    執行正義
    博士(農学)。1997年鹿児島大学大学院連合農学研究科博士課程修了。1999年より山口大学農学部助教授,2010年より山口大学農学部准教授を経て,2017年より山口大学大学院創成科学研究科教授。専門は植物遺伝育種学,野菜園芸学。

    平野智也
    博士(農学)。2006年千葉大学大学院自然科学研究科博士課程修了。北海道大学創成科学共同研究機構学術研究員,理化学研究所イノベーション推進センター研究員などを経て,2014年より宮崎大学農学部応用生物科学科准教授。専門は植物遺伝育種学,花卉園芸学。
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 目次

    第1章 植物育種の歴史
    1.1 世界人口と食料生産の課題
    1.2 栽培植物はこうして生まれた
    1.3 メンデルの法則の再発見がもたらしたもの
    1.4 交雑育種の効率が高まる
    1.5 革新的な育種に向けたプロローグ
    第2章 植物遺伝資源と育種
    2.1 植物遺伝資源とは
    2.2 栽培植物の起源
    2.3 植物遺伝資源の収集
    第3章 遺伝学の基礎
    3.1 メンデルの実験と遺伝の法則
    3.2 遺伝子型と表現型の多様な関係
    3.3 染色体の分配と遺伝子の継承
    3.4 量的形質の遺伝
    3.5 エピジェネティクス
    第4章 育種の原理と基本的な技術
    4.1 植物における育種の定義
    4.2 育種の対象となる植物の分類
    4.3 植物の生殖様式と繁殖様式
    4.4 育種の方法および流れ
    4.5 品種の変遷
    4.6 育種方法の概観
    4.7 育種目標
    第5章 他殖性植物の育種
    5.1 他殖性植物の繁殖様式:他家受精の機構
    5.2 近交弱勢と雑種強勢
    5.3 集団選抜法
    5.4 合成品種育種法
    5.5 循環選抜法
    5.6 雄性不稔を利用した一代雑種育種法
    5.7 他殖性植物の育種の実例
    第6章 一代雑種育種
    6.1 一代雑種育種(F1育種)および一代雑種品種(F1品種)の特徴
    6.2 F1育種の方法
    6.3 一代雑種種子(F1種子)の生産方法
    6.4 F1育種の実例
    第7章 自殖性植物の育種
    7.1 自殖性植物の特性と由来
    7.2 自殖性植物の育種法
    第8章 栄養繁殖性植物の育種
    8.1 栄養繁殖性植物の遺伝的特徴
    8.2 栄養繁殖性植物の交雑育種
    8.3 突然変異体の選抜
    第9章 ゲノムおよび倍数性育種
    9.1 植物の染色体数と倍数性
    9.2 ゲノム分析と核型分析
    9.3 倍数体の作出方法
    9.4 同質倍数体と異質倍数体
    9.5 半数体・倍加半数体
    9.6 異数体
    第10章 突然変異育種
    10.1 突然変異の種類と規模
    10.2 変異原による突然変異誘発
    10.3 突然変異の発生部位
    10.4 突然変異体の選抜
    10.5 遺伝資源としての突然変異体
    10.6 突然変異育種の実例
    第11章 遠縁交雑育種
    11.1 生殖的隔離とは
    11.2 生殖的隔離機構の評価
    11.3 遠縁交雑と複二倍体
    11.4 遠縁交雑育種の実例
    第12章 組織培養による育種
    12.1 植物の全能性
    12.2 植物成長調節物質による分化・脱分化の制御
    12.3 組織培養技術
    12.4 葯培養および花粉培養
    12.5 ソマクローナル変異による育種
    12.6 プロトプラスト培養および細胞融合による育種
    第13章 分子育種の基礎
    13.1 遺伝子のクローニング
    13.2 植物におけるゲノム解析
    13.3 育種に利用される遺伝子
    第14章 分子育種の実際
    14.1 DNAマーカー育種
    14.2 遺伝子組換え・ゲノム編集
    第15章 遺伝資源を取り巻く情勢

エッセンシャル植物育種学 農学系のための基礎(講談社) の商品スペック

書店分類コード J400
Cコード 3061
出版社名 講談社
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紙の本のISBN-13 9784065308158
ファイルサイズ 259.1MB
著者名 執行 正義
平野 智也
國武 久登
著述名 著者

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