「読書の自由」を奪うのは誰か(青弓社) [電子書籍]
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「読書の自由」を奪うのは誰か(青弓社) [電子書籍]

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出版社:青弓社
公開日: 2023年11月17日
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「読書の自由」を奪うのは誰か(青弓社) [電子書籍] の 商品概要

  • 「図書館の自由に関する宣言」が1954年に採択されたあとに起きた3つの侵害事件――県立山口図書館蔵書隠匿事件(1973年)と富山県立図書館『図録』事件(1986年)、船橋市西図書館蔵書破棄事件(2001年)をあらためて検証する。

    この3館の「図書館の自由」侵害事件は、国家や警察権力などの公権力の介入によるものではなく、図書館と図書館員自らが犯した侵害事件である。それだけに、図書館界は大きく揺れ、論議を尽くしながらも、対処の仕方にはいまもって疑問符が残っている。
    ひとたび問題に直面すると、「自由宣言」の理念と組織構造との間には対立が生じ、どのように対応すればいいのかの合意形成が困難になる。

    これからも「図書館の自由」を堅守するために3つの事件の実情に迫り、問題点の概要と教訓を導き出す渾身の論集。
  • 目次

    はじめに

    第1章 蔵書選択における自主規制──県立山口図書館蔵書隠匿事件を考える
     1 戦後民主主義の転換期──一九六八―七三年
     2 県立山口図書館蔵書隠匿事件とは
     3 「隠された蔵書」と内部告発者
     4 県立山口図書館の光と影──小松原訓令
     5 「中立性」と「公序良俗」
     6 「不当でない検閲」と「自主規制という名の検閲」
     7 問われる県立山口図書館と日本図書館協会の対応

    第2章 自主規制という名の検閲──富山県立図書館『図録』事件を通して
     1 富山県立図書館『図録』事件とは何か
     2 検閲と図書館の闘い
     3 「自主規制という名の検閲」の原型

    第3章 思想の寛容がなければ図書館の自由は守れない──船橋市西図書館蔵書廃棄事件 
     1 船橋市立図書館事件の概要と事実経過
     2 図書館界の危機感
     3 船橋市立図書館事件と図書館裁判
     4 図書館裁判と公立図書館の思想性

    [資料1] 「図書館の自由に関する宣言」
    [資料2] アメリカ図書館協会「図書館の権利宣言」
    [資料3] 船橋市西図書館除籍図書リスト
    [資料4] 最高裁判所判決文

    あとがき

「読書の自由」を奪うのは誰か(青弓社) [電子書籍] の商品スペック

Cコード 0000
出版社名 青弓社
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紙の本のISBN-13 9784787200853
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ファイルサイズ 8.2MB
著者名 馬場 俊明
著述名 著者

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