コロナに奪われた葬儀 社会の常識を疑い孤軍奮闘した葬儀マンの700日(幻冬舎メディアコンサルティング) [電子書籍]
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コロナに奪われた葬儀 社会の常識を疑い孤軍奮闘した葬儀マンの700日(幻冬舎メディアコンサルティング) [電子書籍]

荻島祐輝(著者)
価格:¥836(税込)
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出版社:幻冬舎メディアコンサルティング
公開日: 2023年11月30日
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コロナに奪われた葬儀 社会の常識を疑い孤軍奮闘した葬儀マンの700日(幻冬舎メディアコンサルティング) の 商品概要

  • コロナ禍で浮き彫りになった
    業界の課題と葬儀のあるべき姿

    最期のお別れだけはさせてあげたい――。
    同業者がコロナ感染者の葬儀を拒否するなか、
    著者が目指した「葬儀のニューノーマル」とは
    ------------------------------------------------------
    愛する家族が亡くなったら、最期のお別れをしてその死を悼む――そんな当たり前のことができなくなった時期がありました。
    新型コロナウイルス感染症は、多くの人の命だけでなく、葬儀の機会までも奪ったのです。

    コロナ禍当初、多くの人々が経験のない事態への対応を迷い、不確かな情報に戸惑うなか、一つの象徴的な出来事が起こりました。2020年3月、タレントの志村けんさんがコロナ感染による肺炎で亡くなったのです。そして、その後の火葬までの過程を知り、長年葬儀業に携わってきた著者は衝撃を受けたと言います。
    家族は遺体と対面できず、遺体は病院から火葬場に直行しました。さらに火葬場では、防護服を着た職員だけが立ち会い、遺骨を兄の知之さんが受け取ったのは自宅横の駐車場です。
    長年にわたり親しまれてきた有名人ですから、本来であれば多くの人に囲まれて最期のお別れが行われたはずなのに、本当に必要最低限の「処理」が行われただけという状況でした。そして、コロナ感染者の遺体は火葬場に直行するというのが当然の処置として行われるようになっていきました。

    当時、葬儀会社の副社長を務めていた著者は、自社を含むほとんどの葬儀会社がコロナ感染者の葬儀を執り行わない方針を打ち出すなか、こんなときだからこそ遺族のためにできることを考えるべきだと使命感に燃えていたといいます。そして正しい知識に基づいて対策を講じたうえであれば安全な葬儀を行うことはできると考え、たとえ会社としてすべての依頼を受け付けることは難しいとしても、なんとか従来のような葬儀ができないかと可能性を探りました。しかし社内での理解は得られず、葬儀を挙げたいのにできずにいる「葬儀難民」を救いたいという想いで辞任を決意し、2021年1月に独立しました。

    独立した初月からコロナ感染者の葬儀の依頼が10件あり、そのすべてに対応した著者は、以降、数多くの遺族の想いと向き合ってきたといいます。一件一件、遺体感染管理士としての専門知識に基づいて丁寧に対応し、二次感染者を出すことなく、いくつもの「コロナ葬」を執り行ってきました。

    この本では、著者がコロナ禍で葬儀を執り行ってきた経緯に加え、その取り組みを通して考え続けた葬儀の本質や意義を明らかにします。新型コロナが2類から5類になり、葬儀も元の形を取り戻しているなか、改めて葬儀のあるべき姿を考えてみるきっかけとなる一冊です。
  • 目次

    はじめに

    第1章 奪われた葬儀
        コロナが葬儀業界に与えたインパクト
    日本の葬儀の規模縮小をコロナ禍が加速させた
    志村けんさんのコロナ感染死がもたらした衝撃
    葬儀業者の感染症に対する知識の低さ
    コロナ感染死した人の葬儀は受けない……一斉に「右へ倣え」した全国の葬儀業者
    コロナ感染死した男性の遺骨の扱いは志村さんと同じ、しかも自分が扱うとは
    遺族にまったく選択権がなくて本当にいいのか? 芽生えた疑問

    第2章 最期のお別れだけはさせてあげたい――
        「コロナ感染者の葬儀」を実現させるため社内で孤軍奮闘
    独自にコロナ禍での葬儀の可能性を探り始める
    コロナ禍で実現した参列者300人の葬儀
    コロナ葬儀の依頼が殺到
    得られなかった社内の理解
    コロナを手抜きの言い訳にし始めた
    コロナ葬儀のほうがむしろ安全
    日本人の頭の中は潔癖過ぎる
    葬儀後に感染者を出さないことが第一
    感染対策は一人ひとりに語りかけなければ伝わらない

    第3章 増える一方のコロナ感染死と葬儀のニーズ
        遺族の願いである最期のお別れを叶えるため、独立を決意
    独立を決意
    共感してくれる仲間とやっていこう
    コロナ禍で仕事を失った司会業の女性と運命をともに
    超一流ホテル仕込みのホスピタリティ
    葬儀ポータルサイトが集客支援
    初月から10件の依頼
    コロナ葬儀にも波がある
    自宅でコロナ感染死&家族全員濃厚接触者の自宅葬
    素手で遺体を触ったことに驚き、「人間らしい扱い」と泣いた遺族
    保育園から再び依頼を受ける
    松戸から霊柩車で日野へ

    第4章 人は誰でも人間らしい葬儀を受ける権利がある
        コロナ禍で浮き彫りになった業界の課題と葬儀のあるべき姿
    葬儀業者には資格がいらない
    お客さまがやりたいように、が会社の理念
    顧客が恥をかかないようにすることも大事
    AI時代だからこそ適切にアドバイスできる葬儀業者が必要
    今の葬儀業者に足りないのは「自分の家族だったら?」という視点
    式場や火葬場の受け入れ拒否という理不尽
    同業者から寄せられた批判
    やがて葬儀はなくなる?
    誰にでも葬儀を挙げる権利がある
    グリーフケアの本当の意味
    葬儀のもつ本当の価値

    第5章 葬儀は社会を映し出す鏡
        「葬儀のニューノーマル」へ、挑戦は続く
    「お客さまは何がしたいのか?」から始まるサービス
    1時間でも弔う時間を大切にしてほしい
    葬儀業は究極の非日常体験を売る、とても価値のある仕事である
    幸福度を上げるもの
    葬儀でコミュニティを再確認する
    葬儀は誰のためのもの?
    未来のために今、社会に訴えたいこと

    おわりに

コロナに奪われた葬儀 社会の常識を疑い孤軍奮闘した葬儀マンの700日(幻冬舎メディアコンサルティング) の商品スペック

書店分類コード J100
Cコード 0036
出版社名 幻冬舎メディアコンサルティング
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紙の本のISBN-13 9784344947290
ファイルサイズ 5.3MB
著者名 荻島祐輝
著述名 著者

    幻冬舎メディアコンサルティング コロナに奪われた葬儀 社会の常識を疑い孤軍奮闘した葬儀マンの700日(幻冬舎メディアコンサルティング) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

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