systemdの思想と機能 Linuxを支えるシステム管理のためのソフトウェアスイート(技術評論社) [電子書籍]
    • systemdの思想と機能 Linuxを支えるシステム管理のためのソフトウェアスイート(技術評論社) [電子書籍]

    • ¥3,080616 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086602196513

systemdの思想と機能 Linuxを支えるシステム管理のためのソフトウェアスイート(技術評論社) [電子書籍]

森若和雄(著者)
価格:¥3,080(税込)
ゴールドポイント:616 ゴールドポイント(20%還元)(¥616相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:技術評論社
公開日: 2023年12月21日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ
こちらの商品は電子書籍版です

systemdの思想と機能 Linuxを支えるシステム管理のためのソフトウェアスイート(技術評論社) の 商品概要

  • systemd(システムディー)はLinuxの基本的な構成要素を提供するソフトウェア群です。システムやサービスの管理機能を中心として,ハードウェアの管理,ログの管理などを行う多数の独立したソフトウェアからなっています。
    Linuxでシステム管理を行うときにはsystemdの知識が必要になります。systemdに関するオンラインマニュアルなどは充実しているものの,systemdがどんな機能を提供しているかを知らなければ「どのドキュメントを読めばいいのか」「何を探すべきなのか」の見当がつかないでしょう。
    本書はsystemdの概要をつかみ,マニュアルなどを適切に参照できるようになることを目的としています。systemdの設定変更や,設定ファイル(unit file)の解釈/作成/変更,systemdが記録したログの読解などのシーンで役立つトピックを解説します。また,systemdの機能に対応するLinuxカーネルの機能を知ることができます。Red Hat Enterprise Linux 8と9を題材にして解説しますが,多くの内容は他のディストリビューション(Debian,Ubuntu,openSUSEなど)でも活用できます。
    ※本書は雑誌『Software Design』の2021年6月号~2022年11月号に掲載された連載記事「systemd詳解」を再編集した書籍です。
  • 目次

    第1章 systemdとは
    1.1 systemdとは
    1.2 なぜsystemdは広い領域を扱うのか
    1.3 サービス管理にみるsystemdの特徴
    1.4 systemdの資料とドキュメント

    第2章 unitとunit file
    2.1 unitとは
    2.2 unitが持つ情報
    2.3 unit fileとは
    2.4 unit fileが配置されるディレクトリ
    2.5 unit fileのドロップイン
    2.6 unit fileの編集
    2.7 unit fileの確認
    2.8 unit fileの検証
    2.9 unit fileとunitの関係
    2.10 unitの状態をもとに戻す

    第3章 unitの状態,unit間の依存関係,target unit
    3.1 unitの状態
    3.2 Job
    3.3 unitの依存関係
    3.4 トランザクション
    3.5 Jobの実行
    3.6 現在の依存関係の確認
    3.7 target unit

    第4章 プロセス実行環境の用意
    4.1 systemdはプロセスの実行環境を用意する
    4.2 systemd-runでsystemdが用意する環境を試す
    4.3 serviceのsandboxing
    4.4 nohup代わりにsystemd-runを使う
    4.5 systemdによる環境設定を使わずにunitを作る

    第5章 service unit
    5.1 service unitの役割
    5.2 service unitへの操作
    5.3 起動/終了のおおまかな流れ
    5.4 serviceのTypeとactiveになるタイミング
    5.5 サービスの終了
    5.6 プロセスの監視と再起動
    5.7 起動/終了時の実行フロー
    5.8 起動用と確認用のservice unitに分離する
    5.9 トラブルシュート集

    第6章 timer/path/socket unit
    6.1 イベントを契機にserviceをactiveにするunit
    6.2 timer unit
    6.3 path unit
    6.4 socket unit

    第7章 generatorとmount/automount/swap unit
    7.1 generatorとそれにまつわるunit
    7.2 generator
    7.3 mount unit
    7.4 automount unit
    7.5 swap unit
    7.6 systemd-mountコマンド

    第8章 control group,slice unit,scope unit
    8.1 systemdとcontrol group
    8.2 control groupとは
    8.3 cgroup V2の有効化
    8.4 unitとcgroupの対応関係
    8.5 slice unit
    8.6 scope unit
    8.7 関連ディレクティブ
    8.8 cgroup管理用のツール
    8.9 UResourced

    第9章 udev,device unit
    9.1 udevとは
    9.2 udevでのデバイス
    9.3 なぜudevが必要なのか?
    9.4 ハードウェアイベント発生からdevice unit作成まで
    9.5 uevent
    9.6 ルールファイル
    9.7 hwdb
    9.8 NICの命名

    第10章 systemd-journald
    10.1 systemd-journaldとは
    10.2 systemd-journaldへのログ記録
    10.3 journalに保存される情報
    10.4 journalctlによる検索と整形
    10.5 複雑な検索の例
    10.6 journalのファイル配置とローテート
    10.7 journalは長期間保存には向かない
    10.8 systemd-journaldの起動タイミング
    10.9 syslogとの連携
    10.10 ログの制限,unitごとの設定
    10.11 アプリケーションからのログ出力

    第11章 core dump管理
    11.1 core dump管理
    11.2 core dumpとは
    11.3 Linuxカーネルによるcore dump出力
    11.4 core dump管理の必要性
    11.5 systemd-coredump
    11.6 systemd-coredumpの有効化
    11.7 coredumpctlコマンド
    11.8 デバッグ作業での利用
    11.9 コンテナ内プロセスのcore dump
    11.10 systemd-coredumpの無効化

    第12章 systemd-logind,pam_systemd
    12.1 セッションを管理するsystemd-logind,pam_systemd
    12.2 Virtual Consoleとハードウェア管理
    12.3 マルチシート
    12.4 systemd-logindの役割
    12.5 セッションの作成
    12.6 セッションへの操作
    12.7 sleep/shutdown管理
    12.8 セッションの終了

    第13章 systemd-tmpfiles,systemd-sysusers
    13.1 ファイルの自動作成/削除,アカウントの自動作成
    13.2 systemd-tmpfilesコマンド
    13.3 systemd-tmpfilesの用途
    13.4 systemd-tmpfilesのservice
    13.5 systemd-tmpfilesの設定
    13.6 systemd-tmpfilesでできないこと
    13.7 systemd-sysusersコマンド
    13.8 systemd-sysusersの設定
    13.9 systemd-sysusersのオーバーライド

    第14章 D-Busとpolkit
    14.1 D-Busとpolkit
    14.2 D-Busとは
    14.3 busctl
    14.4 polkit
    14.5 CockpitからのD-Bus利用

    第15章 systemd-resolved
    15.1 名前解決サービスsystemd-resolved
    15.2 systemd-resolvedの概要
    15.3 systemd-resolvedを利用しない場合
    15.4 systemd-resolvedを利用する場合
    15.5 DNS設定変更を行うアプリケーション
    15.6 systemd-resolvedの名前解決設定
    15.7 Synthetic records
    15.8 名前解決の優先順位づけ

    第16章 systemdのその他の機能
    16.1 ここまでに扱ったトピック
    16.2 systemd-networkd
    16.3 その他の機能

systemdの思想と機能 Linuxを支えるシステム管理のためのソフトウェアスイート(技術評論社) の商品スペック

シリーズ名 Software Design plus
Cコード 3055
出版社名 技術評論社
本文検索
他の技術評論社の電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784297138936
ファイルサイズ 14.2MB
著者名 森若和雄
著述名 著者

    技術評論社 systemdの思想と機能 Linuxを支えるシステム管理のためのソフトウェアスイート(技術評論社) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!