神武天皇の歴史学(講談社) [電子書籍]
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神武天皇の歴史学(講談社) [電子書籍]

外池 昇(著者)
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出版社:講談社
公開日: 2024年01月12日
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神武天皇の歴史学(講談社) [電子書籍] の 商品概要

  • 天皇の初代とされる神武天皇は、生没年はもちろん、その実在さえ定かではない。しかし、伝説上の重要人物として、日本の歴史に大きな影響を与え、論争を呼び起こし、時に政治問題となってきた。天皇陵をめぐる近世・近代史の研究者である著者が、「神武天皇陵」の所在地論争と、橿原神宮の創建を軸に、「歴史学の主題」としての神武天皇に迫る。
    初代天皇の墓所「神武天皇陵」は、実は江戸時代になるまで定かではなかった。元禄時代の江戸幕府の調査で、奈良・四条村の塚山に「定められた」のである。しかし、当初からこれには異論があり、幕末期には孝明天皇の意思により、その300メートルほど南の「神武田」に改められ、ここが、現在も天皇が参拝を行う神武天皇陵となっている。一方、国学者の本居宣長らは、畝傍山中の丸山を主張して根強い支持を得ており、明治期になっても「疑念」はくすぶり続けた。さらに、水戸学の巨頭・徳川斉昭、寛政の三奇人・蒲生君平、幕末の能吏・川路聖謨、明治大正の文人画家・富岡鉄斎らの見解もみていく。
    また、神武天皇を祀る橿原神宮の創建と隆盛に尽力し、のちに決裂した民間勤王家・奥野陣七の生涯や、明治期に「神武天皇祭」に冷徹な目を向けたお雇い外国人にも注目し、「紀元節」から「建国記念の日」へと、現代にいたる「神武天皇」と日本社会をとらえ直す意欲作。

    目次
    序章 現代の神武天皇
    第一章 三ヵ所の神武天皇陵
    第二章 幕末動乱と神武天皇陵
    第三章 奈良奉行所与力の結論
    第四章 文久の修陵
    第五章 明治天皇の親祭
    第六章 橿原神宮と民間結社
    第七章 消えない疑念
    終章 紀元節から「建国記念の日」へ
  • 目次

    序章 現代の神武天皇
    1 歴史学のなかの神武天皇
    2 歴史教科書にみる神武天皇
    3 神武天皇陵と橿原神宮
    第一章 三ヵ所の神武天皇陵
    1 元禄の修陵
    2 本居宣長と蒲生君平の説
    第二章 幕末動乱と神武天皇陵
    1 徳川斉昭の建議 
    2 奈良奉行・川路聖謨の宣長批判
    3 孝明天皇の「叡念」
    第三章 奈良奉行所与力の結論
    1 中条良蔵の報告書
    2 本居宣長・蒲生君平への反論
    3 結論は「神武田」(ミサンサイ)
    第四章 文久の修陵
    1 宇都宮藩戸田家の「建白」
    2 孝明天皇の「御達」と神武天皇陵の「成功」
    第五章 明治天皇の親祭
    1 神武天皇陵前での「告文」
    2 富岡鉄斎・津久井清影の疑念と大沢清臣
    第六章 橿原神宮と民間結社
    1 勤王家・奥野陣七の奮闘
    2 橿原神宮の鎮座と確執
    第七章 消えない疑念
    1 白野夏雲の危惧
    2 お雇い外国人の視点
    終章 紀元節から「建国記念の日」へ
    あとがき

    文献目録
    索引

神武天皇の歴史学(講談社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード Q510
Cコード 0321
出版社名 講談社
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紙の本のISBN-13 9784065344644
ファイルサイズ 34.8MB
著者名 外池 昇
著述名 著者

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