香川県の小さなクリニックが巨大医療グループへと拡大できた理由(幻冬舎メディアコンサルティング) [電子書籍]
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香川県の小さなクリニックが巨大医療グループへと拡大できた理由(幻冬舎メディアコンサルティング) [電子書籍]

松本義人(著者)
価格:¥940(税込)
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出版社:幻冬舎メディアコンサルティング
公開日: 2024年03月05日
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香川県の小さなクリニックが巨大医療グループへと拡大できた理由(幻冬舎メディアコンサルティング) の 商品概要

  • クリニック淘汰の時代、地域医療を担う開業医の使命とは

    開業から17年で7つのクリニックを展開
    香川県高松市の巨大医療グループに見る
    地域の患者に選ばれるクリニックをつくるための経営戦略
    ------------------------------------------------------
    都市部と地方の医療格差は深刻の度合いを増しています。
    地方において地域の医療を支えるクリニックにとって、高齢化や人口減少などの影響で年々経営環境が厳しくなるなか、医療と経営を両立していくことは容易ではありません。

    著者がクリニックを営む香川県の高松市も、そうした地方都市のひとつです。著者は大学を卒業後、脳外科医として香川医科大学(現・香川大学)附属病院で勤務していましたが、2007年、43歳のときにこの高松市で小さなクリニックを開業しました。
    気軽に足を運んでもらえるクリニックで、地域の人の健康を守りたい――その思いで開業を決意しましたが、高松市は当時からすでに人口減少が始まっており、既存の医療機関と同じようなクリニックを開業しても、患者を取り合う競争に追われることになるのは目に見えていたといいます。
    そこで、ほかのクリニックとの差別化を図るため、地域の医療ニーズや既存の医療資源などを徹底的にリサーチすることにしました。すると高松市には脳外科手術をする大きな病院はあるものの、脳梗塞など重篤な脳疾患の兆候をつかむことができる脳の検査に特化したクリニックがないということが分かったのです。
    脳血管疾患は日本人の死因の4位となっており、重大な脳疾患を発症してからでは大掛かりな手術や治療が必要となります。高齢化が進み多くの人が健康寿命への関心を高めるなか、無症状でも軽度の脳疾患を検査で見つけだし、早期治療に導くクリニックに必ずニーズがある――そう考え、MRIなど最先端の設備を備え、検査を専門とした脳外科クリニックを開業したのです。すると、開業当初から予想以上の反響があり、好スタートを切ることができたといいます。ニーズがあるという見込みは間違っていなかったのです。
    また、患者が通いやすい場所に開業したこと、最新設備や専門医としての知見が信頼の獲得につながったことなど、さまざまな要因がかみ合い、クリニックは地域の人々に受け入れられ、患者は順調に増えていきました。
    その後も著者はマーケティングの視点を重視したクリニック経営を行い、地域のニーズを的確に把握して迅速に応えてきました。選ばれるクリニックとなるための施策を次々に打ち出す一方で、エリア戦略として分院展開や脳外科以外のクリニックを開業して拠点を増やし、それぞれの強みを生かす医療ネットワークを構築していきました。そのうえで介護・福祉を含めた多職種連携を進め、地域医療の中核を担う医療グループとなることを目指して成長を続けてきたのです。
    本書では、著者の17年間におよぶクリニック経営を振り返りながら、マーケティングやエリア展開、デジタル化による業務の効率化など、地方都市のクリニックが安定した経営を成り立たせるポイントについて解説しています。
    地方都市の医療従事者、病院経営者にとって、クリニックの運営の悩みから脱却し、医療と経営を両立させるためのヒントとなる一冊です。
  • 目次

    はじめに  

    [ 第1章] 広がる都市部との医療格差
           衰退の一途をたどる地方医療の現状
    都市部と地方の深刻な医療格差  
    医療格差の実態を表す医師偏在指標  
    医師が足りないわけではない  
    地域のクリニックに求められているもの  

    [ 第2章] 医療と経営を両立させることが地域医療を担う開業医の使命
          香川県の小さなクリニックが巨大医療グループへと拡大できた理由
    「未病」にフォーカスしたクリニックを目指して  
    あえて遠く離れた別拠点にMRIを追加導入  
    ベトナムで開院するも失敗  
    在宅医療中心の医院を開く  
    ネーミングはニッチに  
    病気になったあとばかり気にする患者たち  
    M&Aによるクリニック経営の難しさ  
    採算を度外視しても集患に向けた工夫は怠らない  
    患者が自分の意思で通いたくなる検査や診断をする  
    患者ニーズの感度を上げた医療経営で生き残る  

    [ 第3章] クリニック経営に必要なのはマーケティングの視点
          選ばれるクリニックをつくるための経営戦略
    クリニック経営におけるマーケティングとは  
    診療科は地域のニーズと医師の確保で決まる  
    拠点間ネットワークによる勤務体系の整備  
    先端技術機器の導入による患者ニーズの取り込み  
    医療情報をクラウド管理、効率的な診療へ  
    毎日の売上をリアルタイムで管理  
    ネット上の口コミを誰よりも意識する  
    「選ばれるクリニック」になる施策  
    地域の異業種交流会には積極的に参加  
    職員のモチベーションを高く保つ 

    [ 第4章] 医療ネットワークを構築し、自律分散型医療経営を行う
          地域格差を埋め平等に医療を提供するためのエリア戦略
    地方の小都市でクリニック事業を拡大するエリア戦略とは  
    どのくらいの人口規模で拠点を増やすと良いのか  
    各拠点の強みや特長を活かすネットワーク経営  
    中央で情報統括する理由  
    各拠点の多様性、自律性を尊重した管理  
    中央と各拠点で協同し常に新しいサービスを開発  
    ネットワークを強化し更新し続ける  
    即断・即決・即実行を持続的に行う
     
    [ 第5章] 最先端医療設備の導入、待ち時間の短縮、クラウドサービスの利用
          集患・囲い込みを実現させるための診療方針
    クリニック経営における資本投資とは  
    超高齢社会で重視すべきは「未病」  
    病気を初期段階で発見するための画像診断クリニック  
    医療情報・画像データ等を安全に管理するクラウドサービスを利用する  
    待ち時間を減らすための取り組み
    高齢者が複数の病院のかけ持ちをしない医療提供を目指す  

    [ 第6章] 医療・看護・介護・福祉の多職種連携で
         地域医療の中核を担う医療グループを目指す
    取りこぼしのない地域医療に向けて  
    医療情報システムの高度化  
    サイバーセキュリティー対策の強化  
    医療事業継続計画(BCP)の策定  
    制度変更に迅速に対応し、診療内容やサービスをすぐに見直す  
    地域住民の自律を促すために  

    おわりに

香川県の小さなクリニックが巨大医療グループへと拡大できた理由(幻冬舎メディアコンサルティング) の商品スペック

Cコード 0034
出版社名 幻冬舎メディアコンサルティング
本文検索
紙の本のISBN-13 9784344947665
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ファイルサイズ 5.9MB
著者名 松本義人
著述名 著者

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