和算からベルヌーイ数へと続く数の世界 ~ベル数・スターリング数でも和算家はスゴかった~(技術評論社) [電子書籍]
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和算からベルヌーイ数へと続く数の世界 ~ベル数・スターリング数でも和算家はスゴかった~(技術評論社) [電子書籍]

小林吹代(著者)
価格:¥1,980(税込)
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出版社:技術評論社
公開日: 2024年04月15日
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和算からベルヌーイ数へと続く数の世界 ~ベル数・スターリング数でも和算家はスゴかった~(技術評論社) の 商品概要

  • 関孝和がベルヌーイ数を発見していたことは特に有名ですが,和算家が大きく貢献した有名な数が他にもあります。関孝和の孫弟子にあたる松永良弼(よしすけ)によるベル数や,坂正永(まさのぶ)によるスターリング数などです。和算家たちはこれらの数を「場合の数」と捉えます。一方,スターリングなど西洋の数学者たちは「代数」と捉えていました。スターリング数は,ベルヌーイ数に関する重要なクラウゼン-フォンシュタウトの定理に欠かせない重要な数でもあります。和算と西洋数学によるそれらの数の捉え方の違いを通して,それらがどのようにしてベルヌーイ数へとつながっていくのか,わかりやすく解説します。題材として「源氏香図」を使います。これは単なるデザインではなく,数学的な意味をもつもので,源氏香52通りはベル数とも呼ばれています。
    楽しみながら数学を学ぶことができる1冊です。
  • 目次

    1章 源氏香のミステリー
    日本発の研究とは…
    「源氏香図」52個に『源氏物語』54帖が…
    「源氏香」から和算家達が発見した式とは…
    「二項係数」を並べて「パスカルの三角形」を作ろう
    「源氏香図」52個を描き上げよう
    源氏香図のミステリー(1)
    コラム①10種香は何通りか(1)

    2章 和算家のスターリング数
    和算家達のさらなる発見とは…
    漸化式から「第2種スターリング数の三角形」を作ろう
    「n=4の香図」を描き上げよう
    源氏香図のミステリー(2)
    漸化式から「第1種スターリング数の三角形」を作ろう
    「置換」を「プレゼント交換」で見てみよう
    「置換」を「サイクルの個数」で見てみよう
    nを増やして「置換」のサイクルを見ていこう
    コラム②10種香は何通りか(2)

    3章 スターリングのスターリング数
    「二項係数」の関係式を代数の側面から見てみよう
    二項係数の「一般項」を場合の数から求めよう
    「べき乗」を「下降階乗」で表そう
    「べき乗」を「上昇階乗」で表そう
    第2種スターリング数の三角形で「列」に着目しよう
    何を展開すると第2種スターリング数が現れるか
    第2種スターリング数の「一般項」はどうなるか
    場合の数の「包除原理」から一般項を求めよう
    「n!」を「二項係数」で表そう
    第1種スターリング数の三角形で「列」に着目しよう
    「第1種スターリング数の多項式」を因数分解しよう
    「上昇階乗」を「べき乗」で表そう
    「下降階乗」を「べき乗」で表そう
    「べき乗」→「下降(上昇)階乗」→「べき乗」
    コラム③攪乱順列とモンモール数

    4章 ベル数と無限級数
    無限和を,ベルヌーイ数を用いて表そう
    無限和を,ベル数を用いて表そう(1)
    ベル数の「母関数」を求めよう
    無限和を,ベル数を用いて表そう(2)
    e^xから始め,xをかけて微分していくと…
    xをかけ,それを微分した式とたし算すると…
    無限級数から第2種スターリング数の「一般項」を…
    第2種スターリング数の「母関数」を求めよう
    第1種スターリング数の「母関数」を求めよう
    コラム④ベルヌーイ数と「べき乗和の公式」

    5章 スターリングにとっては同一種
    「パスカルの三角形」をさかのぼろう(1)
    「マイナス行」を「二項係数」で表そう
    「マイナス行」に現れた「重複組合せ」とは…
    (1+x)^-nの展開に着目しよう(1)
    「パスカルの三角形」をさかのぼろう(2)
    (1+x)^-nの展開に着目しよう(2)
    「第2種スターリング数の三角形」をさかのぼろう
    「マイナス行」に現れた「第1種スターリング数」
    「逆数のべき乗」を表そう(1)
    「逆数のべき乗」を表そう(2
    「第1種スターリング数の三角形」をさかのぼろう
    「マイナス行」に現れた「第2種スターリング数」
    「逆数のべき乗」を用いて表そう
    コラム⑤スターリング数の性質

    6章 不思議な「クラウゼン−フォンシュタウトの定理」
    「上昇階乗」を用いる「積和の公式」とは…
    「べき乗和」を「スターリング数」で表そう
    「ベルヌーイ数」を「第2種スターリング数」で表そう
    「クラウゼン−フォンシュタウトの定理」を見ていこう
    「第2種スターリング数」を素数pで割った「余り」
    偶数番目のベルヌーイ数B2nの「分母」を見てみよう
    「整数-1/素数-1/素数-…-1/素数」の「整数」を求めよう
    「ベルヌーイ数」と「スターリング数」が絡んだ式

和算からベルヌーイ数へと続く数の世界 ~ベル数・スターリング数でも和算家はスゴかった~(技術評論社) の商品スペック

シリーズ名 知りたい!サイエンス
Cコード 3041
出版社名 技術評論社
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紙の本のISBN-13 9784297140854
ファイルサイズ 194.4MB
著者名 小林吹代
著述名 著者