経済学の思考軸 ―効率か公平かのジレンマ(筑摩書房) [電子書籍]
    • 経済学の思考軸 ―効率か公平かのジレンマ(筑摩書房) [電子書籍]

    • ¥935187 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086602359301

経済学の思考軸 ―効率か公平かのジレンマ(筑摩書房) [電子書籍]

小塩隆士(著者)
価格:¥935(税込)
ゴールドポイント:187 ゴールドポイント(20%還元)(¥187相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:筑摩書房
公開日: 2024年05月10日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ

カテゴリランキング

こちらの商品は電子書籍版です

経済学の思考軸 ―効率か公平かのジレンマ(筑摩書房) の 商品概要

  • 経済学は、資源や財源など与えられた制約の中でどうやりくりするかという問題に絶えず直面し、解決策をひねり出そうとします。「拡大する格差を何とかするには」「全世代型社会保障は可能なのか」「市場メカニズムのカギを握る情報というファクター」「人口減少下におけるトレードオフの大命題」……難題の数々に、経済学の“ものの考え方”を駆使して、効率と公平という2本の評価軸をもとに、その発想と思考を交通整理します。「経世済民」をとことん突き詰め、社会全体の「幸せ」について追究する一冊。
  • 目次

    はしがき/第1章 出発点はあくまでも個人/1 個人か社会か/“葦の髄から天井を覗く”経済学/経済学なんて、どうせ「市場原理主義」なんでしょ/個人間の幸せはどうやって比べるのか/経済学の危険な(?)「二分法」/評価がわかれるアベノミクス/関連する2つの奇妙な概念1──「パレート効率的」/関連する2つの奇妙な概念2──「補償原理」/「まず経済成長を」と考えてしまう経済学/2 経済学の発想でどこまで突っ走れるか/経済学が夫婦別姓に賛成する理由/社会保障を「リスク回避」から考える経済学/「社会連帯」という言葉は経済学の教科書に出てこない/制度を逆手にとった行動──年金とモラル・ハザード/働くと年金が削られる仕組みは正当化できるのか/個人の反応の仕方もポイントに/個人はどこまで合理的なのか/3 経済学で「幸せ」を語れるか/脇に置かれてきた「幸せ」/「幸せ」そのものに向き合う経済学/「幸せ」研究から浮かび上がるもの/「幸せ」の持つ不思議な特徴/気になる他人の「幸せ」/将来世代の「幸せ」を考えると……/この章のメッセージ/第2章 経済学の2本立て構造/1 効率性の観点からの問題提起/評判の悪い消費税/消費税率は生活必需品こそ高くせよ?/経済学から見たたばこ税/「ラムゼーの命題」から抜け落ちるもの/一律の消費税率ではダメなのか?/消費税による所得再分配には無理がある/再びたばこ税を考える/2 経済学は公平性をどう裏づけるのか/「リスク回避」から話を始める/「格差回避」を「リスク回避」に“翻訳”する経済学/格差回避の度合いを“逆算”する/格差回避とリスク回避とを区別する/格差そのものを回避する気持ち/個人によって異なる格差の受け止め方/3 せめぎ合う効率性と公平性/効率性と公平性の「二分法」/どちらの立場に立っても結果は同じ?/「二分法」の落とし穴/効率性と公平性のトレードオフ/トレードオフから抜け出す方法はあるのか/経済学の役目は議論の“交通整理”/分配は成長のテコになるか/ベーシックインカムという発想/必要な負担増の影響をどう考えるか/社会保障給付をベーシックインカムに置き換えるアイデアも/この章のメッセージ/第3章 教科書では教えない市場メカニズム/1 評判の悪い市場メカニズム/経済学はなぜ市場メカニズムを重視するのか/市場メカニズムの良いところ──消費者の立場から/市場メカニズムの良いところ──経済全体にとって/教科書が説明する市場の「失敗」/2 医療保険の強制加入──その奇妙な理由づけ/なぜ医療保険は強制加入なのか/「逆選択」という説明/逆選択は、実は生じないのではないか/リスクに合った複数の保険が成立する/ほか

経済学の思考軸 ―効率か公平かのジレンマ(筑摩書房) の商品スペック

書店分類コード I100
Cコード 0233
出版社名 筑摩書房
本文検索
他の筑摩書房の電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784480076182
ファイルサイズ 4.9MB
著者名 小塩隆士
著述名 著者

    筑摩書房 経済学の思考軸 ―効率か公平かのジレンマ(筑摩書房) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!