人生100年時代の地方高齢者の住まい(幻冬舎) [電子書籍]
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人生100年時代の地方高齢者の住まい(幻冬舎) [電子書籍]

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出版社:幻冬舎
公開日: 2024年05月31日
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人生100年時代の地方高齢者の住まい(幻冬舎) の 商品概要

  • 洗練されたデザイン、充実した周辺施設、密接な地域医療との連携……
    「人生100年時代」の住まいを変える
    高齢者住宅のニューノーマルとは――

    山陰地方で高齢者住宅、医療介護事業を手掛ける経営者が考える、
    超高齢社会の日本に必要な住居とまちづくり――

    「人生80年」といわれていた1985年頃から約40年が経ち、現在では「人生100年時代」という言葉をよく聞くようになりました。
    しかし、超高齢社会に突入した日本において高齢者が充実した人生を送ることができる環境整備が追いついていないのが現状です。

    これまで国の管轄だった介護行政を地方自治体に移管し、行政、医療、福祉、住民が支え合う仕組みを構築しようとしています。
    2011年には「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」という高齢者住宅のシステムが導入され、シニア世代に適した居住空間を全国に提供しようという動きが始まりました。
    サ高住は、地域の医療機関や自治体と連携し、高齢者が快適に過ごせるまちづくりに寄与することを目的としたものです。しかし実態は、高齢者がただ住むだけの「箱」としての機能しか備わっておらず、入居者が人生の最期を幸せに過ごせる住環境とはほど遠い施設が増えています。
    高齢化率がますます高まるなか、「人生80年」といわれていた頃から高齢者の住環境はほとんど変わっていないのです。

    内科の医師として地域医療に携わっていた著者は、地方における高齢化が明らかに深刻さを増しているなか、都市部に比べて高齢者の住環境がまったく整っていないということに問題意識をもち、高齢者が安心・安全かつ幸せに過ごせる住宅づくりを目指して高齢者住宅事業に乗り出しました。
    著者が目指したのは、自立して暮らせる人から介護や医療を必要とする人まで誰でも安心して過ごせる住宅です。そして「介護が必要だから仕方なく入居する施設」ではなく、「いつまでも健康でいるための運動、趣味や学習などのコミュニティ活動を充実させ、人生100年時代にふさわしいセカンドライフ、サードライフをここで過ごしたいと思える住宅」を提供するという思いのもと、取り組みを続けてきました。

    本書は、高齢者の住環境問題を解決するべく高齢者住宅事業を推し進めてきた著者の取り組みを通して、人生100年時代の住まいと生活のあるべき姿を提言するものです。
    高齢化が進むなか、誰もが住みやすい社会について改めて考えるきっかけとなる一冊です。
  • 目次

    はじめに 

    第1章 「人生80年時代」から「人生100年時代」へ
        問題山積の日本
    人生100年時代に突入する超高齢社会日本 
    高齢化を進めた長寿化と少子化 
    健康寿命と平均寿命の差が10年ある 
    介護行政の地方自治体移管が進む一方で、介護保険料の地域格差や弊害も現れている 
    進む地方の過疎化・高齢化 

    第2章 地方の高齢者が生きづらい――
        「人生100年時代」に適応していない地方の住環境問題
    高齢者が生活しづらい日本のまちづくり 
    車が必須の地方では高齢者は住みにくい 
    鉄道や路線バスが廃止され、住みにくさが加速 
    縮みゆく地方経済
    古い家は高齢者にとってリスクとなる 
    増え続ける独居老人と孤立死~家の中には危険がいっぱい 
    住宅火災で多くの高齢者が亡くなっている 
    人口密度が低いと災害にも弱い 
    ライフステージに合わせて住まいのニーズは変わっていく 

    第3章 「人生100年時代」の住環境問題を解決する
        新・高齢者住宅
    高齢者の増加により需要が増した高齢者住宅 
    高齢者向け住まいは種類がたくさんある 
    〈介護保険施設〉 
    ●特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設) 
    ●介護老人保健施設 
    ●介護療養型医療施設 
    ●介護医療院 
    〈高齢者住宅〉 
    ●有料老人ホーム 
    ●サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) 
    ●認知症高齢者グループホーム 
    ●軽費老人ホーム 
    ●養護老人ホーム 
    費用の相場 
    まだネガティブなイメージが強い高齢者住宅 
    マネタイズしやすいビジネスと化した高齢者住宅事業 
    大都市圏で進む高齢者住宅事業 
    地方で行き詰まった高齢者住宅事業 
    介護施設の代替となっている高齢者住宅 
    「新・高齢者住宅」とは 
    (1)洗練されたデザイン 
    (2)周辺施設が充実した好立地 
    (3)充実した食事で豊かな暮らしを 
    (4)広い共用スペースで入居者同士のコミュニケーションを促す 
    (5)生涯にわたって学び続ける環境を提供する「カルチャーコミュニティ」 
    (6)若者に人気のeスポーツで脳の働きを活性化しながら、世代交流を深める
    (7)地域に開かれた往来自由なコミュニティスペースで交流を深める
    (8)地域医療との連携で医療依存度の高い人も入居できる 
    高齢者住宅の一例 
    豊かさにつながる多様性 
    豊かに暮らしてもらうのが一番 
    「新・高齢者住宅」は高齢者を元気にする 
    「新・高齢者住宅」の評判~従来の高齢者住宅のイメージの払拭を 
    移動したがらない人のためにも 
    事業者の視点から~私たちの事業が成り立つ理由 
    高齢者住宅のドミナント化 

    第4章 「人生100年時代」に目指すべき地方のまちづくりとは?
        高齢者住宅を中心とした“コンパクトシティ”という考え方
    人生100年時代に目指すべき地方のまちづくりとは~一極集中か、地方に分散するか 
    ドイツの分散型社会 
    高齢者の動きが日本の未来を決める 
    コンパクトシティとは 
    コンパクトシティの効果 
    賃金上昇もコンパクトシティの効果 
    商店街が復活したコンパクトシティ「高松丸亀町商店街」 
    富山型コンパクトシティ 
    パソナの例 
    高齢者住宅を起点としたコンパクトシティ 
    農業は街から通う 
    ほか

人生100年時代の地方高齢者の住まい(幻冬舎) の商品スペック

書店分類コード F430
Cコード 0036
出版社名 幻冬舎
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紙の本のISBN-13 9784344946781
ファイルサイズ 9.9MB
著者名 藤山 勝巳
著述名 著者

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