日蓮の思想 ――「御義口伝」を読む(筑摩書房) [電子書籍]
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日蓮の思想 ――「御義口伝」を読む(筑摩書房) [電子書籍]

植木雅俊(著者)
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出版社:筑摩書房
公開日: 2024年06月14日
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日蓮の思想 ――「御義口伝」を読む(筑摩書房) の 商品概要

  • 『御義口伝』は、日蓮が身延山で口述した法華経についての講義を、弟子の日興が筆録したものとされるが、その難解さ故に解説書は少ない。そこに展開されている日蓮の法華経解釈、ひいてはその底流にある仏教思想を、NHK「100分de名著」の名講義でも知られる著者が懇切丁寧に解説する。南無妙法蓮華経と唱えるのは、失われた自己を回復し、真の自己に目覚め、人格を完成させるためだと日蓮は説く。そうした日蓮の人間主義の思想を、『御義口伝』をテーマ別に再編成しつつ読み解く。
  • 目次

    はじめに/総論 南無妙法蓮華経とは/“御義口伝”について/帰命について/「無疑曰信」は、「不疑曰信」にあらず/「人と法」について/釈尊における「人法体一」/「人」を強調する宗教の長所と短所/「法」を強調する宗教の長所と短所/日蓮における「人法体一」/人法体一の平等観/不変真如の理と随縁真如の智/色法と心法について/色心不二と依正不二の意味すること/南無妙法蓮華経の言語学的な説明/梵漢共時とは、インターナショナル/薩達磨・芬陀梨伽・蘇多覧について/数法相配釈について/無明法性一体について/因果一体について/「声もて仏事を為す」について/三世常恒について/法界と妙法蓮華経について/まとめ/第一章 自己の探求/自で始まり身で終わるから始終自身/自身の受用を論じたのが自我偈/自受用身とは我等衆生のこと/一念三千とは何か/一念の全体像と心の自由度/“三身如来”の問題点/『維摩経』における法身/「法という身体」の矛盾/「人」と「法」の関係の逸脱/仏教は一神教的絶対者を立てず/“非我”か“無我”か? /“自力”か“他力”かの分類法に違和感/釈尊の説法も“始終自身”であった/自己との対決の必要性/第二章 汝自身を知れ/釈尊入滅後に行なわれた仏典結集/「如是我聞」に込められた三つの意味/インドにおける“聞く”の意味/我が身の上の法門/ソクラテスと釈尊の「汝自身を知れ」/日蓮の「汝自身を知れ」/第三章 日蓮の時間論/寿量品のあらすじ1/十界己己の我ら衆生が無作の仏/成とは開く義/已来の言の中に現在は有る/已も来も無量無辺/現在の瞬間に永遠を開く/無量無辺の一念三千/日蓮等の類いは寿量品の本主/久遠とは働かさず繕わずもとの儘/人間ブッダの神格化/釈尊滅後に始まった教団の堕落/釈尊の神格化と教団の権威主義化/容易に覚っていた初期仏教徒たち/「菩薩」という語による神格化/久遠とは南無妙法蓮華経/弥勒菩薩待望論への皮肉/久遠実成による諸仏の統一/ほか

日蓮の思想 ――「御義口伝」を読む(筑摩書房) の商品スペック

書店分類コード P630
Cコード 0315
出版社名 筑摩書房
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紙の本のISBN-13 9784480017994
ファイルサイズ 4.8MB
著者名 植木雅俊
著述名 著者

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