「責任能力をめぐる」 新・事件論(言視舎) [電子書籍]
    • 「責任能力をめぐる」 新・事件論(言視舎) [電子書籍]

    • ¥2,640528 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086602398665

「責任能力をめぐる」 新・事件論(言視舎) [電子書籍]

価格:¥2,640(税込)
ゴールドポイント:528 ゴールドポイント(20%還元)(¥528相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:言視舎
公開日: 2024年06月17日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ
こちらの商品は電子書籍版です

「責任能力をめぐる」 新・事件論(言視舎) [電子書籍] の 商品概要

  • マスコミはなぜ報道を避けるのか
    ★障害をもつ人々と事件――「かれら」はなぜ支援からこぼれ、法を犯すところまで自らを追い込んでしまったのか。司法はどのように裁いてきたのか。「見えないこと」「ふれたくないこと」にされてきた「かれら」の事件に20年以上にわたって向き合ってきた著者が、あらためてこれを検証する。著者独自の事件論の集大成。
    ★「責任能力」はどのように語られ、裁判で争われてきたのか――さまざまな難題や固有の論議のあり方が消され、「責任能力があった/なかった」という択一的な理解に回収され、単純化されてしまう。…一種の思考停止の状態のまま「責任能力」という言葉だけが独り歩きしてきたのではないか。(本文より)
  • 目次

    【序に代えて】なぜ「発達障害と事件」だったのか
    第一章 新・事件論(1) ▼「かれら」はどのように裁かれてきたのか
     1 「レッサーパンダ帽男」の罪と罰 ▼二〇〇一年東京・浅草短大生殺害事件
      §1 ある刑事裁判をめぐって
      §2 消された「目撃証言」
     2 刑罰か療育か、少年の裁判がはらんだジレンマ ▼二〇〇五年大阪・寝屋川、一七歳の小学校教師殺傷事件
      §1 刑罰か治療か、それとも
      §2 「発達障害と刑事責任能力」という難問──控訴審判決への批判的考察
     3 知的障害と刑事裁判、その難しさはどこにあるのか ▼二〇〇八年千葉・東金幼女殺害事件
      §1 誰の、なにが裁かれていたのか
      §2 なぜ母親にまで「責任非難」は及んだのか──「最後の最後まで息子のことを信じてやろうと思いました」
     4 ある判決、噴出する批判 アスペルガー症候群と裁判員裁判 ▼二〇一二年大阪・平野区実姉殺害事件から
    第二章 新・少年事件論 ▼「保護か厳罰か」の対立を超えて
     5 「逆送少年」の刑事裁判について ▼二〇〇六年「寝屋川、奈良、板橋」、それぞれの判決から
     6 少年たちの「犯罪予防」はどこまで可能か ▼二〇一四年夏、佐世保で何が起こったのか
     7 佐世保の事件と『絶歌』を読む 少年の「更生」とはなにか ▼一九九七年神戸児童連続殺傷事件を振り返りながら
    第三章 新・事件論(2) ▼「さまざまな責任能力論議」という視座
     8 なぜ「責任能力論」だったのか ▼二〇〇一年大阪教育大学附属池田小学校事件の衝撃
      §1 責任能力とは何か──はじまりの問い
      §2 岡江晃『宅間守精神鑑定書』(亜紀書房)を読む──精神鑑定書の苦闘
     9 「刑法三九条削除」論の向こうにあるもの ▼二〇〇四年埼玉・所沢事件
      §1 刑法三九条、そのさまざまな難問
      §2 「かれ」はなぜ「児童連続暴行犯」と大きく報じられたのか──二〇〇四年埼玉所沢事件
     10 裁判で「責任能力」はどのように争われたのか ▼二〇一六年相模原・津久井やまゆり園事件
    【あとがきに代えて】「障害」は犯罪に直結しない、「かれら」はその予備軍でもない

「責任能力をめぐる」 新・事件論(言視舎) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード F300
Cコード 0036
出版社名 言視舎
本文検索
他の言視舎の電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784865652741
ファイルサイズ 3.1MB
著者名 佐藤 幹夫
著述名 著者

    言視舎 「責任能力をめぐる」 新・事件論(言視舎) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!