歴史学の慰め:アンナ・コムネナの生涯と作品(白水社) [電子書籍]
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歴史学の慰め:アンナ・コムネナの生涯と作品(白水社) [電子書籍]

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出版社:白水社
公開日: 2021年02月19日
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歴史学の慰め:アンナ・コムネナの生涯と作品(白水社) の 商品概要

  • 皇女にして、西洋古代・中世でただひとりの女性歴史家

    歴史学は何のためにあるのだろうか? 私たちがより良い未来を生きるためである。しかし辛い日々を送る者にとって、歴史学が生きる糧となることもあった。歴史学が男の学問だった西洋古代・中世にあって、アンナ・コムネナは、不幸な我が身への慰めを歴史学に見いだした。ビザンツ帝国中興の祖である父アレクシオス一世の治世を描いた『アレクシアス』は、こうして誕生した。
    権威ある「緋色の生まれ」としての誇り。皇帝である父への敬愛。皇妃となっていたはずの人生。ヨハネス二世となる弟との確執。アンナは、政治や戦争といった公のことがらについて真実を伝えるのが歴史家の務めであることを承知のうえで、自身の人生や溢れくる思いまでも歴史書に盛り込んだ。
    本書は、第一部でアンナ・コムネナの数奇な生涯を語り、第二部では、ビザンツ歴史文学の最高傑作と言われる一方で批判も受けてきた『アレクシアス』を、ビザンツの歴史学や歴史書の性格、ビザンツ知識人にとって歴史学とは何だったのかという文脈から分析する。そして、長らく指摘されてきた年代の誤りの謎や、世界の翻訳者たちが苦心してきた不可解な記述の謎をも考察していく。

歴史学の慰め:アンナ・コムネナの生涯と作品(白水社) の商品スペック

書店分類コード Q510
Cコード 0022
出版社名 白水社
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紙の本のISBN-13 9784560097762
ファイルサイズ 20.6MB
著者名 井上 浩一
著述名 著者

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