日本の宇宙開発最前線(扶桑社) [電子書籍]
    • 日本の宇宙開発最前線(扶桑社) [電子書籍]

    • ¥1,012203 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086602406146

日本の宇宙開発最前線(扶桑社) [電子書籍]

松浦晋也(著者)
価格:¥1,012(税込)
ゴールドポイント:203 ゴールドポイント(20%還元)(¥203相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:扶桑社
公開日: 2024年06月29日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ
こちらの商品は電子書籍版です

日本の宇宙開発最前線(扶桑社) [電子書籍] の 商品概要

  • なぜ日本では「スペースX」が生まれないのか?
    そこには、山積する日本の行政機構ならではの問題点があった!
    日本はどこで世界に遅れを取ることになったのか。そのなかでも活かすべき日本の宇宙技術の強みとは。
    そして、これから学ぶべきイーロン・マスクの「狂気」とは――気鋭の科学ジャーナリストが記す、「科学技術立国」日本の現状と、復活への処方箋!

    2024年2月17日、日本のあらたな主力ロケットとして開発された「H3」の2号機がはじめて打ち上げに成功した。遡ること約1年前の2023年3月の初号機打ち上げでは2段エンジンに着火せず失敗。搭載した地球観測用衛星「だいち3号」を喪失する結果となった。
    JAXA や三菱重工などは原因究明と対策を1年の時間をかけて講じ、2号機打ち上げに成功する。当初2020年初号機打ち上げ予定として開発が計画されたH3は、3年遅れでようやく実用化に目途がたったのだった。
    しかしH3の遅れは3年だけではない。じつは、その技術的遅延は7年近いのだ。
    成功率9割超を誇ったH ーIIAの後継は、2010年くらいには開発を始めるという前提で動いていたが、着手にも遅延が発生したのだ。実際にスタートできたのは2014年。その後も開発段階で紆余曲折があり、2024年に成功へたどりついたことは記憶に新しい。

    2000年代から2010年代にかけてといえば、世界ではさまざまなスペースベンチャーが勃興する時代であった。たとえば、イーロン・マスクが興したスペースXは大胆不敵な発想でファルコン9の開発と商業利用に成功する。背景にはソ連崩壊とスペースシャトル計画に端を発する、アメリカをはじめとする諸外国で起きた宇宙開発を「官から民」へチェンジする流れがあった。それが、イーロン・マスクの宇宙への情熱と狂気を育む下地となったのである。

    一方日本はそのとき、なにをしていたのか。
     内閣府が主導した体制改革、そして文科省と経産省の権限争いであった。

    本書では、なぜ宇宙開発が「官から民」へと変化することになったのか、それでいったいなにがかわったのかを読み解く。同時に、並みいるスベース・ベンチャーのなかでいかにスペースXが宇宙開発の牽引役となっていったのか、その強さと合理性を分析。そのうえで、日本の宇宙開発行政の問題点と、今後をどうしていくべきかを探っていく。

    【目次】
    第1章 技術開発と実用化の主体は官から民へ
    第2章 衛星技術の発展がもたらす革新
    第3章 イーロン・マスク、宇宙事業を変革する異端児
    第4章 日本宇宙開発体制改革10年の蹉跌
    第5章 日本の宇宙開発はこれからどこに向かうべきか

日本の宇宙開発最前線(扶桑社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード L550
Cコード 0295
出版社名 扶桑社
本文検索
他の扶桑社の電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784594095741
ファイルサイズ 0.8MB
著者名 松浦晋也
著述名 著者

    扶桑社 日本の宇宙開発最前線(扶桑社) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!