ことばが変われば社会が変わる(筑摩書房) [電子書籍]
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ことばが変われば社会が変わる(筑摩書房) [電子書籍]

中村桃子(著者)
価格:¥880(税込)
ゴールドポイント:176 ゴールドポイント(20%還元)(¥176相当)
フォーマット:
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出版社:筑摩書房
公開日: 2024年07月10日
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ことばが変われば社会が変わる(筑摩書房) [電子書籍] の 商品概要

  • ことばは社会の見方や価値観をゆるがす一方で、社会もまたことばの使われ方に影響を与えている。新しいことばのインパクトとそれに対する抵抗や躊躇、こんがらがった関係を事例とともにのぞきこみながら、私たちがもつ隠れた意識を明らかにし、変化をうながす。 【内容のほんの一例】ことばが社会を変化させるメカニズム/ことばが変わることにはどの社会でも強い抵抗がある/「伝統」や「習慣」をカラッと転換させるカタカナ語/「男になる、男にする」と「女になる、女にする」/なんでも略す日本人と「意味の漂白」/「ご主人・奥さま」?「夫さん・妻さん」?/――ひとの配偶者の呼び方がむずかしいのはなぜ?/「正しい日本語を話したい」と考えてしまう私たち/既存の価値観がすべてではない
  • 目次

    はじめに/「社会反映論」と「社会構築論」/ことばが社会を変化させるメカニズム/「言語変化」から「社会言語学的変化」へ/ことばの価値や使い方の変化に注目する/ことばが変わることにはどの社会でも強い抵抗がある/本書の構成/第一部 ことばが社会を変える──「セクハラ」「イケメン」「クイア理論」/第一章 「セクハラ」は社会の何を変えた? /「この新しいことばが事態を激変させる」という確信/「セクハラ」の意味をめぐる闘争/セクハラを防止する義務と法改正/新しいことばは新しい考え方を提案する/大人の女性社員を「女の子」と呼ぶこと/男性も「見られる客体」になった/「伝統」や「習慣」をカラッと転換させるカタカナ語/被害者ではなく加害者に視点を移動させることば/第二章 戦略としての「あえて」と「ラベル」/「男になる、男にする」と「女になる、女にする」/否定的なことばとしての「女」「男」/「おかま」をめぐる逡巡/ラベルを増やして二分法の境界を揺らす/セクシュアリティは社会的につくられる/曖昧な生物学的性別/「異性愛」ということばが遅れて登場した理由/セクシュアリティは語られることでつくられる/異性愛を「自然で自明のもの」とする規範/二項対立をゆるがす「クイア理論」「交差性」/メディアはいかに人を〈他者〉として描くか/規範にもグラデーションがあることがわかると二項対立の意味もなくなる/ゲイカップルにおいても規範は生まれる/たくさんのラベルが必要だとわかった/第二部 変わっていく意味──拡大・規制・漂白/第三章 流行語「女子」がもたらしたもの/ことばの意味が変化していく過程/「婦人」→「女性」→「女子」/「女子会」「リケジョ」の登場/「女子」の経済効果/自分の人生の主役でありたいというメッセージ/循環することば、結びつく領域/女性たちによる保守運動/伝統的な「女らしさ」と過激な行動の矛盾/「女子」によるラッピング戦略/第四章 “girl power”はなぜズレていったのか/「女子力」とはどんな力なのか/新自由主義社会の女子力/かっこいい生き方としてのgirl power/脱毛広告の「GIRLS POWER」/「キレイになるとつよくなれる」? /言語を超えてずれる意味/いまある考え方を変えない意味を与える/既存の価値観がすべてではない/第五章 誰が意味をはがされるのか/怒り狂うガービー先生/「間違った名前を使う」という権力/名前を聞き直されたら? /訂正をしなければいけなくなるのは誰? /イングリッシュネームの功罪/下の名前で呼び合う男子学生/習近平は「しゅう きんぺい」か「シー・チンピン」か/なんでも略す日本人と「意味の漂白」/視聴者はメディアの言葉を自在に使いこなす/否定的意味をはぎとる/第三部 ことばを変えられないのはなぜか──言語イデオロギー/第六章 「ルール」を優先してしまう私たち/パートナーの呼び名問題/社会の権力構造と言語イデオロギー/呼び名がつくる関係



ことばが変われば社会が変わる(筑摩書房) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード R100
Cコード 0281
出版社名 筑摩書房
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紙の本のISBN-13 9784480684875
ファイルサイズ 1.5MB
著者名 中村桃子
著述名 著者

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