私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月(山と溪谷社) [電子書籍]
    • 私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月(山と溪谷社) [電子書籍]

    • ¥1,980396 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086602447516

私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月(山と溪谷社) [電子書籍]

価格:¥1,980(税込)
ゴールドポイント:396 ゴールドポイント(20%還元)(¥396相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:山と溪谷社
公開日: 2024年08月19日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ
こちらの商品は電子書籍版です

私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月(山と溪谷社) の 商品概要

  • 春になれば、柔らかく美味しそうな草の芽吹きに熱視線を送り、夏は、酷暑と虫と格闘しながら、茂り過ぎた草の海を刈りまわり、秋には、ヤギたちの大発情祭りを横目に冬に向けて干し草を作り、冬は、チェーンソーで常緑樹の剪定枝を伐り集めつつ、ヤギと春を待つ――。

    旬を外して草をもっていくと「なぜこんな季節外れなものを?」と呆れられ、一度地面に落ちた草は「それ床に落ちたものでしょ?」とそっぽを向かれる。
    草の山の間を頭突きをかまし合いながら食べ歩く騒然!
    頭突き食事会のようす。
    病気、発情、ヤギ同士の関係性にも気を配り…。
    マイペースなヤギたちとの幸福な日々を綴る、前代未聞のイラストルポ!

    「ヤギたちの世話をしているおかげで、私は多くの名もなき草と出会い、若芽を出してから枯れしぼみ次の草の間に沈んでゆくまでを見届けてきた。雑草とひとからげに呼ばれ、人間からは嫌われ刈り捨てられるはずの草たちを、あんなに美味しそうに食べ、楽しく生きる糧としてしまうなんて、本当に素晴らしい動物だ。」(本文より)


    ■内容
    四月/卯月嬉しや待望のご馳走を刈りとる
    五月/皐月あおめき浮かれて噛め呑め若葉は甘露
    六月/緑深まり葉も茎も大きく硬く虫育ち駆け抜ける水無月梅雨は干草
    七月/豪雨にも耐えて文月カヨパレスからむし刈り取りかたつむり転々
    八月/繁る葉の月酷暑でもヤギの食欲衰えず掴み引く蔓
    九月/長月ながく酷暑終わらず夏枯れのあと芽吹き花咲きまるで春
    十月/天高くヤギ盛る秋酔えば雌雄人獣神無く月仰ぐ
    十一月/山眺め色づき落ちゆく葉に焦り霜降る日まで刈り回れ
    十二月/食べ尽くせ小春の草々霜降るまでの美味や愛おし
    一月/霜枯れて草がなくても大丈夫山の照葉があると山羊啼く
    二月/青葉恋しやうづきのヤギ飼い山駆け巡り集める照葉
    三月/モリモリと萌え出る美味や草伸びて枯らす無粋も湧く
    付章/目を凝らし耳を澄ませる十六夜照る月笑むヤギ潜むイノシシ


    ■著者について
    内澤 旬子(うちざわ・じゅんこ)
    1967年、神奈川県生まれ。
    文筆家、イラストレーター、精肉処理販売業。
    『身体のいいなり』で第27回講談社エッセイ賞受賞。
    著書に『世界屠畜紀行』『飼い喰い 三匹の豚とわたし』(角川文庫)、『ストーカーとの七〇〇日戦争』(文春文庫)、『内澤旬子の島へんろの記』(光文社)、『カヨと私』(本の雑誌社)など多数。
    2014年に小豆島に移住し、現在は、ヤギのカヨ、茶太郎、銀角、玉太郎とイノシシのゴン子、ネコの寅雄とともに暮らす。

私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月(山と溪谷社) の商品スペック

発行年月日 2024/08/01
Cコード 0095
出版社名 山と溪谷社
本文検索
他の山と溪谷社の電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784635064019
ファイルサイズ 12.3MB
著者名 内澤 旬子
著述名 著者

    山と溪谷社 私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月(山と溪谷社) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!