装置としての性支配(勁草書房) [電子書籍]
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装置としての性支配(勁草書房) [電子書籍]

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出版社:勁草書房
公開日: 2024年10月01日
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装置としての性支配(勁草書房) [電子書籍] の 商品概要

  • 母性・中絶・ポルノを貫く女性身体の〈社会的構成〉に照準し、21世紀のフェミニズムを展く。男による支配でもなく、資本による支配でもなく「装置としての性支配」を考える。
  • 目次

    はじめに

    I

    装置としての性支配――90年代上野・江原論争への中間総括
     1 上野・江原論争とは何であったのか
     2 リベラル・フェミニズムでもなく、マルクス主義フェミニズムでもなく
     3 装置としての性支配
     4 フェミニズムにおける「労働の問題」と「身体の問題」

    II

    上野千鶴子氏の「文化主義批判」を批判する
     1 「唯物論派」対「文化派」?
     2 理論的実践の固有性
     3 「文化派」とは何か
     4 意識への特権的批判は可能か

    フェミニズムとは何か
     1 はじめに
     2 第二波フェミニズムの原点――認識の主体としての女性の権利の主張
     3 女性の沈黙――認識力を否定された女性とその自己欺瞞の回路
     4 認識主体としての女性の権利
     5 社会的権力の存在の指摘

    「性支配」論への覚え書き
     1 フェミニズムは積極的評価を指向しうるか
     2 自己決定権と自己定義権
     3 二つの還元主義
     4 主体性と権力

    「社会的権力」の理論化はいかにして可能なのか――「文化主義批判」論争再考
     1 振り返ってみれば――論争の生産的展開のために
     2 「文化対物質」問題再考
     3 「社会的権力」の理論化はいかにして可能なのか――リベラル・フェミニズムとマルクス主義フェミニズムを越えて

    III

    労働中心主義とフェミニズム
     1 労働に賭けた未来――二〇世紀の初頭のチェーホフ劇
     2 労働中心主義とフェミニズム
     3 働く女性の増大と新しい労働観
     4 労働の未来学

    フェミニズムとジェンダー
     1 はじめに
     2 フェミニズム運動第二の波
     3 女性と近代――男性中心的な「近代社会認識」からの脱却
     4 社会学とジェンダー

    権力装置としての家族
     1 家族は「権力」という言葉で記述できるか
     2 家族における「権力」とは
     3 行為の複数文脈性と権力
     4 権力装置としての家族
     5 性役割と権力

    セクシュアル・ハラスメントのエスノメソドロジー――週刊誌にみる解釈の政治学
     1 セクシュアル・ハラスメント問題とエスノメソドロジー
     2 週刊誌にみる解釈の政治学

    従軍慰安婦について
     1 記憶の政治学と従軍慰安婦問題
     2 民族差別としての従軍慰安婦問題
     3 天皇の軍隊――日本軍と日本社会
     4 性差別としての従軍慰安婦問題――沈黙を強いたもの

    女性問題と人口問題――女性学的観点から
     1 導入――出生率低下問題と女性問題
     2 堕胎論争から優生保護法「改正」問題まで――日本の女性運動における人口問題のとらえかたの変遷
     3 女性問題と人口問題――一・五七ショックをめぐって

    結婚しないかもしれない症候群――現代日本における結婚のリアリティ
     1 結婚の意思決定をめぐって
     2 結婚しないかもしれない症候群
     3 現代日本における結婚のリアリティ

    IV

     1 母性本能という社会規範
     2 会話分析からみたセクシュアル・ハラスメント
     3 人は自己(他者)の身体に対していかなる権利を持つのか
     4 異常な働き方
     5 専業主婦願望
     6 アジア系女性は「裏切り者」?
     7 女性総合職の未来
     8 嗜癖という病い
     9 学びつづけることを望む女性たち
     10 多数派になった性別役割分業否定派
     11 皇太子妃決定のニュースと女性の社会進出
    ほか

装置としての性支配(勁草書房) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード F280
Cコード 3037
出版社名 勁草書房
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紙の本のISBN-13 9784326651641
ファイルサイズ 8.9MB
著者名 江原 由美子
著述名 著者

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