法とは何か(河出書房新社) [電子書籍]
    • 法とは何か(河出書房新社) [電子書籍]

    • ¥1,980396 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086602513292

法とは何か(河出書房新社) [電子書籍]

価格:¥1,980(税込)
ゴールドポイント:396 ゴールドポイント(20%還元)(¥396相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:河出書房新社
公開日: 2024年09月27日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ

カテゴリランキング

こちらの商品は電子書籍版です

法とは何か(河出書房新社) [電子書籍] の 商品概要

  • 人が生きていく上で、法はどのような働きをするか。先人の思想の系譜を読み解き、法と共により善く生きる道を問う、法思想史入門書。ロングセラーの新版。

    現代の日本の法律家の大部分はーーおそらく世界の法律家の大部分もーーカントやヘーゲルなど読んだこともないし、そんなことを意識したこともないのではないでしょうか。それでも、過去の思想は意識されることもなく、現に生きている人々の思考を捉え、束縛しているものです。カントやヘーゲルに捉えられているのはましな方で、訳の分からない三流思想家に操られていることも少なくありません。それと意識することもなく過去の思想に操られるよりは、自分がどのような立場を取っているか、それを明確に意識した上で、とるべき行動を判断する方が望ましいはずです。(「あとがき」より)

    【目次】
    はしがき
    序章 法はあなたにとってどういう存在か
     I 「飼い馴らす」ことで得られるかけがえのなさ
     II 価値があるものは限られる
     III あなたにとっての国の価値
     IV 本書の課題
     文献解題
    第1部 国家はどのように考えられてきたか
     第1章 何のための国家か
     I 権威に従う理由
     II 国家が権威を持つとき
     III 国家の権威の限界と個人の選択の範囲
     IV 小結
     文献解題
     第2章 平和と自己防衛を目指す国家──トマス・ホッブズ
     I 生の意味──モンテーニュからグロチウスへ
     II 判断基準となる国家の設立
     III ホッブズと宗教
     文献解題
     第3章 個人の権利を保障する国家──ジョン・ロック
     I 自然状態における個人の自由
     II 政治権力はいかにして樹立され、解消されるか
     III 最終判断は神による裁き──抵抗権論
     IV ロック政治思想の限界と可能性
     文献解題
     第4章 自由を保全する国家──ジャン・ジャック・ルソー
     I ルソーの問い
     II 一般意思とは
     III 大衆を導く世にも稀な「立法者」
     IV ホッブズを読むルソー
     文献解題
     第5章 永遠に完成しない国家──イマヌエル・カント
     I 他者の敵対心からの保障
     II 定言命法と道徳格率の多様さ
     III お世辞は反道徳的か
     IV 「私の」社会の法秩序
     V 人間性というねじ曲がった素材
     文献解題
     第6章 人々がともに生きるための立憲主義
     I 公と私の区分の必要性
     II 基本的人権の保障と政教分離
     III 正義の状況
     文献解題
    第2部 国家と法の結びつきは人々の判断にどう影響するか
     第7章 法の規範性と強制力──ケルゼンとハート
     I ザインとゾルレン
     II 法予言説の問題点
     III ケルゼンの「根本規範」
     IV ハートの「認定のルール」
     V 法による強制をどう見るか
     文献解題
     第8章 法と道徳の関係──ハートとドゥオーキン
     I 道徳をどうとらえるか
     II 裁判官の良心
     III 「正解」を求めて
     IV すべては解釈なのか
     文献解題
     第9章 法が法として機能する条件
     I 「法の支配」
     II 法と道徳の必然的関係?
     III 「法の支配」の限界
     IV プラトンとアリストテレスの考えた法の限界
     文献解題
     第10章 法と国家──どちらが先か
     I 憲法がないと国家もない
     II 法人としての国家
     III 憲法制定権力の存否
     IV 国民の代表とは
     V 宮沢俊義の「国民代表の概念」
     VI ケルゼンの民主政観
     文献解題
    第3部 民主的に立法することがなぜよいのか
     第11章 なぜ多数決か
     I 人民による人民の支配
     II 一人一人の意見の尊重
     III 議会の選挙と人民投票
     IV 正解を求める手段としての多数決
     V 多数決の過ちをどう防ぐか
     文献解題
     第12章 民主政の過去から学ぶ
     I 多数の判断はより善い判断である──アリストテレス
     II 大衆に判断はできない──プラトン
     文献解題
    終章 法に従う義務はあるか
     I ソクラテスはなぜ死刑判決を受け入れたのか
     II 「人は殺すな」はどのような法か
     III 国家の能力を見極める
     IV 正しい政府を支えるための遵法
     文献解題
    補論 道徳がすべてなのか
     I 道徳の普遍性
     II 定言命法の空虚さ
     III 盗賊の人格と道徳の衝突
     IV 妻を救うべきか
     文献解題
    あとがき
    事項索引
    人名索引

法とは何か(河出書房新社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード H700
Cコード 0032
出版社名 河出書房新社
本文検索
他の河出書房新社の電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784309231594
ファイルサイズ 2.0MB
著者名 長谷部 恭男
著述名 著者

    河出書房新社 法とは何か(河出書房新社) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!