ルーヴル美術館 ブランディングの百年(講談社) [電子書籍]
    • ルーヴル美術館 ブランディングの百年(講談社) [電子書籍]

    • ¥2,145429 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086602572897

ルーヴル美術館 ブランディングの百年(講談社) [電子書籍]

価格:¥2,145(税込)
ゴールドポイント:429 ゴールドポイント(20%還元)(¥429相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:講談社
公開日: 2024年11月13日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ
こちらの商品は電子書籍版です

ルーヴル美術館 ブランディングの百年(講談社) の 商品概要

  • ◆人生に一度は《モナリザ》をルーヴルで見たい?!◆

    なぜ、数ある美術館のなかで、ルーブルだけが特別なのか。
    世界中の人が憧れ《モナリザ》や《サモトラケ島のニケ》《ミロのヴィーナス》をひと目見たいと願っている。

    だが、かつては時代遅れのみっともない美術館として「ルーヴルは国の恥」「若者よ、ルーヴルに行くな」と言われたこともあった。
    1793年、フランス大革命によって成立した第一共和制政府が王室コレクションを「略奪」して公開する場所として誕生したこの美術館は、その後、さまざまなコレクションを吸収して肥大化した挙げ句、近代化に乗り遅れた「カオスの迷宮」となり果てていたのである。
    それが、いかにして世界中から憧れられる場所となったのか?

    繰り返される国内紛争と政権交代に翻弄された苦難の時代を経て、現代アート、モードや漫画をも「古典」と成して飲み込み
    文化国家フランスを荘厳する「偉大なるルーヴル」が生み出されるまでの百年を、戦略と欲望、政治と資本が渦巻く歴史として描き出す。

    なぜ《ニケ像》だけが大階段の前に据えられているのか?
    印象派が十年間だけ所蔵された顛末とは?
    豊富な図版と多彩なエピソード満載、驚くべき発見と鋭い洞察に満ちた興奮の美術史!

    【本書の内容】
    序章 ルーヴル美術館の現在
    第一章 ルーヴル美術館の歴史―─誕生から巨大化への長い道のり
    第二章 コレクションと展示室の発展―─第三共和政前期(一八七〇―一九一四)
    第三章 一九二〇年代、「迷宮」からの再出発
    第四章 ルーヴル美術館の「ナショナリゼーション」―─近代化に隠された意味
    第五章 ルーヴルの「顔」―─ブランド・イメージの創出と《サモトラケ島のニケ》の秘密
    第六章 ルーヴル・マジック、もしくは古典の誘惑
    第七章 幕間劇 空白の二十年(一九三九―五九年)と一九三〇年代の「忘却」
    第八章 「世界一の美術館」の誕生―─《モナリザ》とともに
    第九章 「ルーヴルへの回帰」―─グラン・ルーヴル計画
    第十章 グローバル・ブランド「ルーヴル帝国」への「進化」
    第十一章 「ルーヴル美術館展」の歴史―─学芸員による展覧会活動

    【本書より】
    ルーヴル美術館は、過去の作品を祀るだけの神殿であることを止め、芸術作品を「解体」し、「変容」させていった。展示空間の大改革を進めることによって、過去の作品を「眠り」から目覚めさせ、新しい「後世」の形象を与えていったのである。翼を広げた《ニケ像》は後世、すなわち未来に向かって飛び立ったのであり、それは、そのまま、みずから変容しようとしていたルーヴルの姿に重なっていたと言ってよいだろう。

ルーヴル美術館 ブランディングの百年(講談社) の商品スペック

Cコード 0370
出版社名 講談社
本文検索
紙の本のISBN-13 9784065375020
他の講談社の電子書籍を探す
ファイルサイズ 42.5MB
著者名 藤原 貞朗
著述名 著者

    講談社 ルーヴル美術館 ブランディングの百年(講談社) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!