〈つながり〉のリベラリズム(勁草書房) [電子書籍]
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〈つながり〉のリベラリズム(勁草書房) [電子書籍]

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出版社:勁草書房
公開日: 2024年12月01日
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〈つながり〉のリベラリズム(勁草書房) [電子書籍] の 商品概要

  • 他者に依存するニーズを必ず持つ個人をリベラリズムは捉えられるのか? ケア論を中心に批判が高まっている。本書は、言語化されないままに近代法体系に組み込まれてきた〈向き合ってしまった者〉との関係と、そのなかにある個人を、法の周縁から救い出す。個人を尊重する「自由な社会」の可能性を考える、旧くて新しい構想。
  • 目次

    はしがき

    序 章 関係性の権利を考えるために――「関係性」と「権利」の関係
     一 関係性という言葉
     二 「関係性の権利」分析
     三 関係性のなかの権利――片務的権利義務関係
     四 批判と応答
     五 規範的関係論を構想するにあたって――本書の構成

    第一章 〈個人の尊重〉と〈他者の承認〉――出生前検査から考える
     一 生のはじまりを基点とする
     二 非侵襲型遺伝学的出生前検査の導入
     三 法の主体
     四 〈個人の尊重〉の意義
     五 NIPTによって問われる問い――他者の承認
     六 生のはじまりと法

    第二章 ケアの倫理と関係性――ケア関係を構築するもの
     一 ケアの倫理に対峙する
     二 〈依存〉をめぐる問題領域
     三 ケアの倫理と正義の倫理の関係
     四 ケア関係の意味するところ
     五 ケア関係のものさし
     六 ケア関係と個人――他の何者でもない私

    第三章 法的主体と関係性――ケアの倫理とリベラリズムの論理
     一 リベラリズムにおける主体
     二 主体の位置づけ
     三 〈個人の尊重〉の理由と意味
     四 〈関係性〉の観念
     五 主体と関係性

    第四章 関係性の権利――〈差異〉を/から考える
     一 差異・平等・関係性
     二 「差異のジレンマ」と「暗黙の五つの想定」
     三 関係性のアプローチ

    第五章 特別な関係下における責任――片務的負担という特性
     一 積極的責任(affirmative obligation)の議論
     二 リベラルな伝統と積極義務(positive duty)
     三 リベラリズムが抱える四つの課題
     四 一般的積極義務と特別積極義務
     五 協同的個人主義とメンバーシップ

    終 章 〈つながり〉のなかで――規範的関係の理論構想
     一 社会の自由を考える
     二 方法論的個人主義・批判
     三 自由意思に還元されない関係性のなかにいる個人
     四 規範的関係論――向き合ってしまった者との関係
     五 むすびにかえて――自由な社会を構想する規範的関係論

    補 論 ケアの倫理とリベラリズム――リプロダクション(生殖)をめぐる視角から
     一 問題の所在――個人の尊重と〈わたしの問題〉〈わたしたちの問題〉
     二 人口をめぐる状況
     三 生殖をめぐる今
     四 人口論という観点
     五 生殖補助技術の進展と公的助成制度
     六 リベラリズムと生殖政策
     七 リベラリズム・再考――承継(entailment)の観念
     八 個を尊重するということ

〈つながり〉のリベラリズム(勁草書房) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード H700
Cコード 3010
出版社名 勁草書房
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紙の本のISBN-13 9784326103430
ファイルサイズ 2.6MB
著者名 野崎 亜紀子
著述名 著者

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