アゲもん 破天荒ポテトチップ職人・岩井清吉物語(KADOKAWA) [電子書籍]
    • アゲもん 破天荒ポテトチップ職人・岩井清吉物語(KADOKAWA) [電子書籍]

    • ¥1,980396 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086602588050

アゲもん 破天荒ポテトチップ職人・岩井清吉物語(KADOKAWA) [電子書籍]

価格:¥1,980(税込)
ゴールドポイント:396 ゴールドポイント(20%還元)(¥396相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:KADOKAWA
公開日: 2024年11月27日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ
こちらの商品は電子書籍版です

アゲもん 破天荒ポテトチップ職人・岩井清吉物語(KADOKAWA) の 商品概要

  •  令和に生きる私たちは、あらゆる企業間競争において、「規模こそ正義」の洗礼を受けてきた。規模はスケールメリットを生み、物の値段を安くし、効率化を促進し、経済を発展させた。結果、小さな存在は小さな存在のままでは存続できなくなった。小は大に呑み込まれ、その大も、より大きな大に呑み込まれる。資本主義の行き着いた先だ。
     
     しかし、小さな存在が小さな存在のまま存続する方法があるということを、岩井清吉は生涯をかけて証明した。壊滅的敗戦から経済大国に成り上がったものの、そこから再び脱落しつつある現在の日本で、清吉の「破天荒な」生き様に視線を向けることには、何かしらの意味を見いだせるものと信じる。

     なお、「破天荒」は誤用の多い言葉で、本来の意味は「誰も成し得なかったことを初めてすること」だが、現代においては「豪快で大胆、奔放で型破り」の意味で使用する人があまりにも多いため、それはそれで一定の市民権を得てしまっている。そのような誤解も孕んだイメージの揺らぎ、辞書の正しい定義を越えて人々に与える印象の幅広さも含めて、「破天荒」は岩井清吉という人物に相応わしい形容であるように思う。

     地を這う蟻の目から見た、日本人の国民食たるポテトチップスの誕生譚。手触り感のある戦後大衆史。正史に綴られざる口伝の秘話。そして、ひとりの破天荒な菓子職人の物語に、しばしお付き合いいただきたい。

    (序章「蟻の目」より)


    【目次】
    序章 蟻の目
    第1章 馬山村
    第2章 東京
    第3章 チップ屋
    第4章 巨人
    第5章 ゲリラ
    終章 一時

アゲもん 破天荒ポテトチップ職人・岩井清吉物語(KADOKAWA) の商品スペック

発行年月日 2024/11/27
Cコード 0095
出版社名 KADOKAWA
本文検索
他のKADOKAWAの電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784041143681
ファイルサイズ 18.6MB
著者名 稲田 豊史
著述名 著者

    KADOKAWA アゲもん 破天荒ポテトチップ職人・岩井清吉物語(KADOKAWA) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!