改訂版 老朽化対策の決定版 構造物耐久性調査読本(幻冬舎) [電子書籍]
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改訂版 老朽化対策の決定版 構造物耐久性調査読本(幻冬舎) [電子書籍]

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出版社:幻冬舎
公開日: 2025年02月26日
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改訂版 老朽化対策の決定版 構造物耐久性調査読本(幻冬舎) の 商品概要

  • 改修か? 建て替えか?

    構造物の寿命を工学的に評価し、最適な対策を導き出す!

    高度経済成長期に建設された多くの構造物が築50~70年を迎え、耐用年数の限界に直面するなか、その対策は喫緊の課題となっています。特に橋梁やトンネル、官公庁施設などの社会インフラの老朽化は、我々の生活にも直結することから早急な対応が求められています。
    これまでは老朽化した構造物は取り壊して建て替えるのが主流でしたが、近年は資源保護や環境問題への配慮から、既存の構造物を修繕し長く使用することが選択肢の一つとして取られることも多くなっています。
    しかし、改修するか建て替えるかはコストの面で大きな差があるだけでなく、万一対応を誤った場合には重大な事故につながる可能性もあります。既存構造物の安全性を確保するためにはどのような対策をとるのがベストなのか――。著者は、その判断を下すための科学的根拠として構造物の耐久性調査が不可欠であると言います。

    著者は、構造物の検査・調査・診断で50年近くの実績を持ち、新築構造物の品質確保に必要な超音波調査では業界トップシェアを誇る会社の経営者です。近年では超音波に加え、X線、ドローン、3Dレーザースキャナなどを用いた非破壊調査で、既存構造物の耐久性調査にも力を入れています。実際に、100億円以上かかると思われていた市庁舎の建て替えが調査の結果25億円の免震化で済んだり、見た目には問題のなかった水力発電施設の寿命が想定以上に短かったことが判明したりするなど、科学的な分析結果をもとに建造物の耐久性を公正に評価し、社会資源である構造物の安全かつ有効な活用に寄与しています。

    本書では、著者の会社での豊富な事例を基に、構造物耐久性調査の基礎知識と具体的な検査方法を分かりやすく解説しています。
    また、高所作業や狭小空間での点検を効率化するロボット調査や、従来の方法では検出が難しかった劣化や損傷を詳細に調べることが可能となる中性子を利用した新たな非破壊調査技術など、これからの実用化が期待されている調査技術についても詳しく紹介します。
    建設会社や設計事務所、不動産開発業者など、構造物に携わるすべての人にとって、構造物耐久性調査への理解を深め、その重要性を改めて考えるきっかけとなる一冊です。
  • 目次

    はじめに

    第1章 学校、病院、工場、マンション、各種施設……
        構造物が抱える老朽化問題

    社会インフラが危機にさらされている
    地震の歴史は耐震基準の歴史でもある
    高まるリノベーションへの関心
    建物の長寿命化のために

    第2章 寿命を「測る」だけでなく、「延ばす」ためのデータを得る
        老朽化対策の選択肢を広げる「構造物耐久性調査」とは

    用途によって異なる耐久性調査の目的
    建築物の構造の種類
    調査における図面の重要性
    検査・調査における第三者という視点
    第三者性を維持する難しさ
    建物の老朽化を評価する中性化とかぶり厚さ
    耐久性調査の核となる中性化調査
    中性化以外にも劣化要素はある
    耐久性を評価する現地調査のステップ
    非破壊調査に使われるさまざまな測定器
    統計的な評価

    第3章 補修して現状を維持、取り壊しての建て替え、リニューアル……
        「構造物耐久性調査」が判断の決め手となった7つの事例

    【事例1】老朽化した団地に余寿命50年のお墨付きを与える
    【事例2】100億円以上の建て替えから、25億円で済む免震化へ
    【事例3】テーマパークのアトラクションの運休を最低限にする無足場点検
    【事例4】沿岸部における建物の寿命調査
    【事例5】ドローンと3Dレーザースキャナが活躍したレンガ造りの建物調査
    【事例6】ゴルフ練習場の鉄柱倒壊事故の衝撃
    【事例7】超高層タワーの溶接安全性の検査 建物を長く使い続けるために

    第4章 構造物の安心・安全に必要なのは「耐久性」だけではない
        「超」長寿命化を実現するためのさまざまな構造物調査

    下水管の点検を効率化するロボット×AI技術
    橋梁の報告書作成を飛躍的に楽にする「タテログ」
    デジコアによる墨出し革命
    社会貢献としての地震後の対応
    熊本地震で活躍したエキスパンションジョイント
    地震後の盲点となる防火区画貫通処理
    危険と隣り合わせのなかで行われる火害調査
    特定天井の危険性
    形状が複雑な音楽ホールの調査
    大きなリスクを伴う体育館
    検査済証がない建築物の法適合状況を確認
    調査会社の総合力を高める材料試験

    第5章 構造物耐久性調査のさらなる可能性
        調査技術の発展が構造物の運命を変え、街の未来を変えていく

    ロボット技術の可能性
    構造物調査におけるAI技術応用の可能性
    非破壊試験技術が求められている
    RANS-μ中性子を使った非破壊試験技術
    鉄筋の腐食そのものを見ることが目標
    海外市場進出へのスタンス
    バングラデシュでの調査
    海外でのレギュレーションを含めての課題
    これからの耐久性調査はどうなるか
    人に伝えるための技術
    スピードを高めること、そして変化すること

    おわりに

改訂版 老朽化対策の決定版 構造物耐久性調査読本(幻冬舎) の商品スペック

Cコード 0052
出版社名 幻冬舎
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紙の本のISBN-13 9784344948952
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ファイルサイズ 25.2MB
著者名 角田 賢明
著述名 著者

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