粘着の人 ストーカーという名の宿痾(産学社) [電子書籍]
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粘着の人 ストーカーという名の宿痾(産学社) [電子書籍]

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出版社:産学社
公開日: 2025年02月17日
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粘着の人 ストーカーという名の宿痾(産学社) [電子書籍] の 商品概要

  • ストーカーとは何者か

    ストーカー殺人――。
    また起きてしまった。
    どれだけ繰り返されれば、ストーカーによる凶行はなくなるのだろうか。
    ストーカー事件が社会に与える衝撃はとても大きい。被害者が警察に何度も相談していたにもかかわらず、守りきれずに、悲しい結末を迎えることが多いからだろう。
    そのため事件のたびに、
    「警察がもっと早く、しっかり対応すべき」
    「刑罰をもっと厳しくすべき」
    といった議論が繰り返されてきた。
    その議論が最初に巻き起こったのが一九九九年に埼玉県桶川市で起きたストーカー殺人事件だった。事件の衝撃とともに、警察のずさんな対応が社会問題にもなった。すぐさま翌年の二〇〇〇年にはストーカー規制法が成立。ストーカー行為自体が犯罪となった。以来、事件が起きるたびに警察の対応の不手際、法律の不備などさまざまな問題点が浮き彫りになり、法律の改正、警察での対応の改善などが行われてきた。以来、四半世紀もの時が流れた。
    しかし、ストーカーによる凶悪事件は毎年のように起こり続けている。警察の対応に改善すべき問題があることは間違いない。法律をより良いものにしていく必要性も感じる。ただそれだけではこの先もずっと解決しないだろうことに薄々気付いている人もいるはずだ。では何が足りないのか。
    私は議論を進めるうえで最初に知るべき重要な視点が抜け落ちていると感じている。それはストーカーの本質、つまりストーカーとは何者かということに目が向けられていないということ。多くの人はストーカー自体を軽く考えたまま、議論が進められてきたのではないかと思うのだ。

    やるやつは、やる。刑務所に収監されようとも、たとえ死刑になるとしても。
    “粘着の人”に警察や法律は関係ない。
  • 目次

    第一章 見捨てられる恐怖
     ■目覚め
     ■かあちゃん
     ■ダメな子
     ■捨てられる
     ■死ね、くそばばあ
     ■自分の居場所
     ■燃えてしまえ
     ■初めての彼女
     ■少年院へ
    第二章 ストーカー気質
     ■就職
     ■運命の人
     ■再会
     ■侵入
     ■逃がさない
     ■懇願
     ■海の向こうで
    第三章 暴走する欲望
     ■告白
     ■自宅を探す
     ■話し合い
     ■準備
     ■逮捕
     ■本番はここから
     ■ストーカーじゃない
    第四章 あぶりだされる本性
     ■メディアからの取材
     ■発作
     ■ミイラ
    第五章 裏切りの警告
     ■口頭警告
     ■更生支援施設へ
     ■絶縁
     ■待ち伏せ
     ■書面警告
    第六章 粘着
     ■“希望”
     ■「二度と会いたくない」
     ■殺そうと思った
     ■地獄の苦しみ
     ■変化
    第七章 実名、顔出し、そして
     ■私の役目
     ■自分を晒す覚悟
     ■活動の広がり

粘着の人 ストーカーという名の宿痾(産学社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード F300
Cコード 0036
出版社名 産学社
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紙の本のISBN-13 9784782535929
ファイルサイズ 3.3MB
著者名 守屋 秀勝
著述名 著者

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