内調 ――内閣情報機構に見る日本型インテリジェンス(筑摩書房) [電子書籍]
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内調 ――内閣情報機構に見る日本型インテリジェンス(筑摩書房) [電子書籍]

岸 俊光(著者)
価格:¥1,430(税込)
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出版社:筑摩書房
公開日: 2025年04月10日
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内調 ――内閣情報機構に見る日本型インテリジェンス(筑摩書房) の 商品概要

  • 日本の内閣情報機構は公的情報が少なく、内部証言も断片的だったため、これまで実態が未解明だった。本書は一九三六年に情報委員会が設置される前夜から、動揺する国際秩序への対応を迫られた一九七二年頃までの実態を、この間の情報機関に深く関わった三人のキーパーソン、横溝光暉、吉原公一郎、志垣民郎が残した資料と証言をもとに描く。政府寄りの世論形成に取り組み、時には他省庁の取り組みにくい政策課題に自らの存在価値を見いだした内閣情報機構の実像に初めて迫る。
  • 目次

    序章 三人のキーパーソン──横溝光暉・吉原公一郎・志垣民郎/はじめに──本書のねらい/内閣情報機構との三者三様の関係/能弁な個人資料の数々/第一章 行政史上初の内閣情報機構/出所不明のマル秘資料/記録を残そうとした人々/五・一五事件、二・二六事件と横溝光暉/満洲事変の「二つの声」/生みの親 育ての親/広田弘毅首相の下命/常勤にして、ただで使う/首相揮毫の「以和為貴」掲げる/前史としての外務省情報部/陸軍パンフレット事件の影/第二章 官許ジャーナリズム/『週報』創刊/強まる軍部の関与/「各庁ニ属セザル」所掌事務/法令に現れた「宣伝」/『週報』の国際時事解説/「近来のヒット」の内実/読者対話型『週報の友』/内閣調査室『調査月報』との接点/『調査月報』の役目も国民啓発/誌面に息づく戦前の人脈/中国に対する一貫した関心/『時局と青年』にみる情報局指針/ある情報局情報官の戦後/第三章 戦下の思想戦と文化人/思想戦とは何か/思想戦講習会の狙い/「内面指導」/文化人と思想戦講習会/粕谷一希の菊池寛論/内閣情報部と菊池寛/深化する思想戦/突然の終幕/疎まれた理論家/歴代首相との距離/内閣情報部改革への疑問/思想戦講習会と総力戦研究所/「国策統合機関」との接点/情報局というゴール/GHQの存置方針/竹槍事件/第四章 独立日本の内閣情報機構/戦後内閣情報機構の柱石/「緒方構想」への批判/村井順の進言/キャノン機関と吉田、緒方の接触/即座に反論した村井/松本清張vs.藤原弘達/四つの創設案/当初案から後退を重ねた第四案/設置法による官制を目指した第一案/情報室から調査室へ変更した第二案/第三案は革命勢力の実態把握/新設後も続いた試行錯誤/弘報活動とは何か/一九五三年頃に登場した心理戦/心理戦とは何か/心理戦実行機関への改編/固有の任務確立と米国機関との連携/思想戦と心理戦/第五章 転機の六〇年安保/安保国会の論戦/ほか

内調 ――内閣情報機構に見る日本型インテリジェンス(筑摩書房) の商品スペック

Cコード 0231
出版社名 筑摩書房
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紙の本のISBN-13 9784480076823
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ファイルサイズ 26.6MB
著者名 岸 俊光
著述名 著者

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