動物には何が見え,聞こえ、感じられるのか(柏書房) [電子書籍]
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動物には何が見え,聞こえ、感じられるのか(柏書房) [電子書籍]

久保 尚子(著者)エド ヨン(著者)
価格:¥3,850(税込)
ゴールドポイント:770 ゴールドポイント(20%還元)(¥770相当)
フォーマット:
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出版社:柏書房
公開日: 2025年04月10日
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動物には何が見え,聞こえ、感じられるのか(柏書房) の 商品概要

  • わたしたちは、自分の周りの世界がどう見えているのだろうか。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚ですべてを捉えているつもりになっている。しかし、まったく暗いところでも眼が見えるハチ、紫外線(鳥)や赤外線(ヘビ)が見えるもの。色の種類をより多く感じ取れるもの(鳥やチョウ)。あるいは眼の機能が悪いもの(ライオン)。超音波で世界を感じるもの(コウモリやイルカ)もいる。イルカは地中に埋まっている物体まで読み取れる。サンゴ礁では波の音のほかに、テッポウエビがハサミを弾く音や、ブダイがサンゴをかじる音が充満しており、この音が他の生物も引き寄せていることをわれわれは知らない。1つの感覚を取り上げても、さまざまだ。人間はどうしても自分の感覚という制限された世界以外を知ることが出来ないのだ。
     では地球上にいる動物たちの感覚とは一体どのようなものなのか。本書では五感を動物ごとに人間と比べてその違いを明らかにしてゆく。さらに、電気(魚やカモノハシは電場を使って獲物を感じながら狩りをするし、ハチは電気を感じて蜜のありかを判断する)や磁気(鳥は磁気が見えるので渡りが出来る)といった人間には全く感じられない感覚についても解説する。
     われわれは人間中心の感覚でものを捉えてしまう。しかし、動物の感覚にも目が向けられ、かれらが実際にどのように世界を感知しているのかがわかりだしたことで、この世界に対する人間の狭い視野も明らかになってきた。
     環世界という観点から、人間も動物の一部でしかなく、その知覚能力も他の動物と比べると優れていたり、劣っていたりすることがわかってきた。人間中心の感覚から脱却することで、壮大な動物の知覚の世界が見えてくる。この世界にはわれわれが感じているよりも、恐ろしく深遠な感覚世界が横たわっている。
  • 目次

    はじめに 五感の外側に広がる世界を旅しよう
    第1章 滲み出る化学物質――匂いと味
    第2章 無数にある見え方――光
    第3章 人間には見えない紫――色
    第4章 不快を感知する――痛み
    第5章 寒暑を生き延びる――熱
    第6章 乱れを読む――接触と流れ
    第7章 波打つ地面――表面振動
    第8章 あらゆる耳を傾ける――音
    第9章 賑やかな沈黙の世界――エコー
    第10章 生体バッテリー――電場
    第11章 方向がわかる――磁場
    第12章 同時にすべての窓を見る――感覚の統合
    第13章 静けさを守り、暗闇を保護する―脅かされる感覚風景――脅かされる感覚風景

動物には何が見え,聞こえ、感じられるのか(柏書房) の商品スペック

書店分類コード M540
Cコード 0045
出版社名 柏書房
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紙の本のISBN-13 9784760156016
ファイルサイズ 42.3MB
著者名 久保 尚子
エド ヨン
著述名 著者

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