わたし、わかんない(講談社) [電子書籍]
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わたし、わかんない(講談社) [電子書籍]

酒井 駒子(著者)岩瀬 成子(著者)
価格:¥1,430(税込)
ゴールドポイント:286 ゴールドポイント(20%還元)(¥286相当)
フォーマット:
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出版社:講談社
公開日: 2025年04月22日
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こちらの商品は電子書籍版です

わたし、わかんない(講談社) [電子書籍] の 商品概要

  • 「ここはいやだとおもう気もち、わたし、ちょっとだけわかる。」野間児童文芸賞、小学館文学賞、産経児童出版文化賞大賞、IBBYオナーリスト賞など数々の賞を受賞する岩瀬成子氏の最新長編作品。

    校舎を見上げると、二階の窓から女の子が体を半分のりだして、いまにも飛びおりようとしていた。またあの子だ。
    〈あー〉
    声にはださずにさけぶ。
    〈飛んじゃだめ〉
    髪に黄色いリボンをむすんでいるその子にむかってさけぶ。ーー

    学校で、みんなのなかにまじりこんでいるとおもっていても、気がついたら、いつもみんなの外にいる。

    校舎からでて、ふりむいた。そして、あの二階の窓を見あげた。窓はあいているけれど、あの女の子のすがたはなかった。
    ーーー

    「そんとき、いやだ、いやだ、いやだ、って声が体のなかからきこえたんだ。その言葉がわたしの体をぐるぐるまきにしているのがわかったの」
    「ぼくね、中ちゃんのそういうとこ、うらやましいよ。ぼくだって、いやだなあっておもうことはあるよ。だけど、どうしても、いわれたとおりにしてしまうんだ」


    本文より。

    あらすじ
    教室で「わかんない」といつも答えてしまうから学校で「わかんないちゃん」と呼ばれている少女の中はいつも学校の校門へ着くと、大きなため息をつく。
    校舎をみあげると二階の窓から女の子が体をのりだして、いまにも飛び降りようとしているのだ。でも、目をつぶって二階をもう一度見ると窓はしまっている。

    ある日、犯罪研究に興味があるという仲良しの幼馴染のセンくんから、近所であやしい動きをしている人を見つけ、中も一緒に見張り調査をすることに。

    わからないことを抱えて生きる子ども達、大人達がそれぞれのいるべき場所と答えを探していく。

    装画は日本絵本賞、講談社出版文化賞、ブラチスラバ世界絵本原画展金牌、オランダ銀の石筆賞など受賞の酒井駒子氏。

わたし、わかんない(講談社) [電子書籍] の商品スペック

Cコード 8093
出版社名 講談社
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紙の本のISBN-13 9784065389522
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ファイルサイズ 5.6MB
著者名 酒井 駒子
岩瀬 成子
著述名 著者

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