最新テーマ別（実践）労働法実務 1 労働条件変更の法律実務（旬報社） [電子書籍]

最新テーマ別（実践）労働法実務 1 労働条件変更の法律実務（旬報社） の 商品概要

• 現代的な労働法実務に対応した実務家向けシリーズ〈全13巻〉。
  弁護士が厳選した具体的なテーマ設定で、相談業務・会社への申入・訴訟の流れを押さえ、現場のニーズに合致した内容となっている。
  いま、相談件数がもっとも多いケースを労働者側の視点で実務的にわかりやすく解説。
  裁判実務で使用する書式のひな型なども提示。
  
  第１巻は、労働条件変更のさまざまな場面を労働者側の視点で解説。
  労働紛争の大部分は使用者による「労働条件変更」から始まるため、労働紛争の全体をカバーしたシリーズの総論的な位置付けとなる。
  特に重要なテーマとして「個別合意」「就業規則」「労働協約」を重点的に取り扱い、その他の論点はシリーズ続刊で詳述する。
  

• 目次

  第1章　はじめに
  第2章　労働条件が変更される場合とは
  　1──労働条件の合意原則
  　2──労働条件が変更されるのはどのような場合か
  　3──労働条件変更の法的根拠
  第3章　個別合意による変更
  　1──労働者の自由な意思に基づく合意が必要
  　2──「黙示の同意」はどう扱われるか
  　3──どのような場合に自由な意思に基づかないものといえるか
  　4──山梨県民信用組合事件・最判の射程距離
  　5──同意の限界　ほか
  第4章　就業規則による変更
  　1──就業規則
  　2──就業規則の不利益変更
  　3──就業規則変更に労働者の個別合意がある場合　ほか
  第5章　労働協約による変更
  　1──労働協約
  　2──労働協約による不利益変更
  　3──労働協約の効力が及ぶ人的範囲
  第6章　人事考課
  　1──人事考課制度
  　2──人事考課権の濫用
  　3──人事考課の限界　ほか
  第7章　年俸・賞与・仕事の割当
  　1──年俸
  　2──賞与
  　3──仕事の割当　ほか
  第8章　降格
  　1──降格の種類
  　2──賃金制度上の降格
  　3──役職・職位の降格　ほか
  第9章　配転（職務変更）
  　1──配転権の有無
  　2──配転法理
  　3──配転により賃金を下げることは原則不可
  　4──降格的配転
  　5──手当減額を伴う教育訓練
  　6──配転に関連したその他の紛争
  　7──出向　ほか
  第10章　懲戒処分
  　1──懲戒処分としての減給・降格
  　2──労働者はいかなる形で争うか
  第11章　退職金の不支給・減額
  　1──退職金の性格
  　2──退職金の不支給・減額と賃金支払原則
  　3──非違行為を理由とする退職金の不支給・減額　ほか
  第12章　権利行使と賃金の減額・不支給等
  　1──権利行使により経済的不利益が及ぶ場合
  　2──均等法、育介法などの不利益取扱いにあたる場合
  　3──労働者はいかなる形で争うか
  第13章　定年後再雇用・企業年金
  　1──定年後再雇用と賃金
  　2──定年後再雇用の労働条件提示
  　3──企業年金（自社年金）の減額
  第14章　有期労働契約の契約更新時の賃金労働条件変更
  　1──有期労働契約の基本的な問題
  　2──労契法19条1号、2号を満たす場合の賃金労働条件引下げ
  　3──労契法18条の無期転換と賃金労働条件引下げ
  第15章　労働条件変更を争う準備
  　1──労働条件引下げの相談を受けたら
  　2──争い方
  　3──事実の確認、資料の整理、証拠の収集
  

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