最新テーマ別（実践）労働法実務 5 残業代の法律実務（旬報社） [電子書籍]

最新テーマ別（実践）労働法実務 5 残業代の法律実務（旬報社） の 商品概要

• 現代的な労働法実務に対応した実務家向けシリーズ〈全13巻〉。
  弁護士が厳選した具体的なテーマ設定で、相談業務・会社への申入・訴訟の流れを押さえ、現場のニーズに合致した内容となっている。
  いま、相談件数がもっとも多いケースを労働者側の視点で実務的にわかりやすく解説。
  裁判実務で使用する書式のひな型なども提示。
  
  残業代請求における「割増賃金」の算定や「固定残業代」などについても紹介し、相談から請求までの実務を詳しく解説する。
  近年、残業代は労働事件における中心的なテーマとなっており、最高裁判決がいくつも出されるなど判例実務において重要なテーマである。残業代請求における「割増賃金」の算定や「固定残業代」などについても紹介し、最新の理論で、相談から請求までの実務を詳しく解説する。
  

• 目次

  第1章　残業代請求の制度概略
  　1──割増賃金の制度趣旨
  　2──割増賃金の法定の計算方法
  　3──「賃金単価」の計算方法（詳細は第3章4参照）
  　4──時間外労働等の時間数の計算方法
  　5──固定残業代など法定外の支払方法の許容と規律　ほか
  第2章　主要事実としての労働時間
  　1──「労働時間」の意義
  　2──労働時間の行為別類型
  　3──労働時間の時間帯別類型
  　4──労働時間の立証責任と転換
  　5──労働時間の証拠　ほか
  第3章　残業代の計算
  　1──残業代計算ソフト使用上の留意点
  　2──計算の諸条件の設定
  　3──賃金一覧表の作成
  　4──賃金単価の計算
  　5──既払金の計上
  　6──時間外労働等の計算
  　7──割増率の例外処理
  　8──既払金控除、遅延損害金、付加金、計算の完成
  　9──「詳細計算書」による詳細な計算（「給与第一」固有の機能）
  　10──当事者の主張の対照　ほか
  第4章　法律相談から法的手段まで
  　1──まずは時効を止める（時効の完成猶予）
  　2──証拠の類型、使用方法、入手方法
  　3──打ち合わせで順次確認すべき事項　ほか
  第5章　「割増賃金の基礎となる賃金」と除外賃金
  　1──「割増賃金の基礎となる賃金」と除外賃金制度（法37条5項）
  　2──除外賃金の具体的な除外要件
  第6章　「通常の労働時間の賃金」と判別要件
  　1──「通常の労働時間の賃金」（法37条1項）と隣接概念の意義
  　2──法内残業代などの不算入、除外
  　3──「通常の労働時間の賃金」に当たる賃金と「割増賃金」に当たる賃金の判別（判別要件の射程の拡大と意義）
  　4──判別要件の一部としての対価性要件
  　5──出来高払制その他の請負制（労基則19条1項6号）における「通常の労働時間の賃金」の意義　ほか
  第7章　固定残業代などへの対応
  　1──最高裁判例を踏まえた固定残業代などの判断基準の論証例
  　2──賃金形態ごとの賃金算定期間と賃金締切期間
  　3──時給制の判別要件
  　4──日給制の判別要件
  　5──月給制（狭義の固定残業代）の判別要件
  　6──出来高払制その他の請負制の判別要件　ほか
  第8章　頻出論点への対応
  　1──労基法の強行的・直律的効力を踏まえるべきこと
  　2──労働者性
  　3──変形労働時間制
  　4──事業場外みなし労働時間制
  　5──裁量労働制
  　6──管理監督者制
  　7──他の適用除外　ほか
  

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