哲学するベートーヴェン カント宇宙論から《第九》へ(講談社) [電子書籍]
    • 哲学するベートーヴェン カント宇宙論から《第九》へ(講談社) [電子書籍]

    • ¥1,655331 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086602786785

哲学するベートーヴェン カント宇宙論から《第九》へ(講談社) [電子書籍]

価格:¥1,655(税込)
ゴールドポイント:331 ゴールドポイント(20%還元)(¥331相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:講談社
公開日: 2025年05月14日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ

カテゴリランキング

こちらの商品は電子書籍版です

哲学するベートーヴェン カント宇宙論から《第九》へ(講談社) の 商品概要

  • 「われらが内なる道徳法則と、われらが上なる星輝く天空! カント!!!」
    1820年、49歳のベートーヴェンは筆談用のノートにこう記した。《第九》初演のおよそ4年前にあたる。ここに引用されているのは、ほかならぬカントの『実践理性批判』の結語の一部だが、少しアレンジされている。そのアレンジは、なぜ生じたのか。そしてベートーヴェンのこの感激は、何を物語るのか――。その問いは《第九》に込められたベートーヴェンの思いへとつながっていく。
    若き日にはボン大学で講義を聴講していたこともあるベートーヴェンと、彼を取り巻く文化的・社会的文脈から《第九》を生んだドイツの時代精神を描き出す意欲作!

    ベートーヴェン(1770-1827)が生きた時代のドイツ語圏には、ゲーテをはじめヘーゲル、シラー、フィヒテ、シェリングと綺羅星のごとき知性がいた。そのなかでひときわ大きく強い輝きを放ったのが、巨星イマヌエル・カント(1724-1804年)である。
    天文学と神学、そして音楽がまだかろうじてつながりを保っていた18世紀後半にあってカントの哲学は、ベートーヴェンの音楽にも大きな影響を及ぼした。哲学と音楽、それぞれの領域でドイツを代表するといっても過言ではない二人が、これほど近接した時を生きたことにこそ、《第九》誕生の秘密はあった。
    若き日、ボン大学で講義を聴講していたベートーヴェンに遡り、やがて訪れる「苦悩を突き抜けて歓喜へ」と至る道筋を追いながら、有名無名さまざまな人的・知的交流の網の目を丹念に浮かび上がらせることで「知の歴史」を描くこれまでにない試み。

    【本書の内容】
    プロローグ 
    第1講 啓蒙都市ボン
    第2講 ボン大学の教授たち(その1)
    第3講 ボン大学の教授たち(その2)
    第4講 皇帝カンタータ
    第5講 歓喜に寄す
    第6講 無限と宇宙
    第7講 シラーとカント
    第8講 危機の時代
    第9講 歌劇《レオノーレ》
    第10講 苦悩を突き抜けて歓喜へ
    第11講 カント宇宙論に挑む
    第12講 会話帳をめぐる問い
    第13講 星空のエチカ
    第14講 第九交響曲
    エピローグ 思想史の星図における第九交響曲
  • 目次

    プロローグ 
    第1講 啓蒙都市ボン
    第2講 ボン大学の教授たち(その1)
    第3講 ボン大学の教授たち(その2)
    第4講 皇帝カンタータ
    第5講 歓喜に寄す
    第6講 無限と宇宙
    第7講 シラーとカント
    第8講 危機の時代
    第9講 歌劇《レオノーレ》
    第10講 苦悩を突き抜けて歓喜へ
    第11講 カント宇宙論に挑む
    第12講 会話帳をめぐる問い
    第13講 星空のエチカ
    第14講 第九交響曲
    エピローグ 思想史の星図における第九交響曲


    参考文献一覧
    あとがき

哲学するベートーヴェン カント宇宙論から《第九》へ(講談社) の商品スペック

書店分類コード P120
Cコード 0310
出版社名 講談社
本文検索
他の講談社の電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784065396704
ファイルサイズ 4.1MB
著者名 伊藤 貴雄
著述名 著者

    講談社 哲学するベートーヴェン カント宇宙論から《第九》へ(講談社) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!