山影の町から(河出書房新社) [電子書籍]
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山影の町から(河出書房新社) [電子書籍]

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出版社:河出書房新社
公開日: 2025年06月24日
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山影の町から(河出書房新社) [電子書籍] の 商品概要

  • アスファルトの世界を離れ、わたしは秩父へ移り住むことにした――庭と植物、自然と文学が絡み合う土地で、真摯に生きるための「ことば」を探す。練達の仏文学者による清冽なエッセイ集。

     *   *   *

    秩父の自然を綴るなかに、深い霧のような知の涼気が渡る。清しく果敢な精神のかたち。
    ――小池昌代

    風や水のゆらめきを気配で感じとる耳には、歴史の奥に消された声さえ聞こえる。
    ――くぼたのぞみ

       *   *   *

    ・窓から風に乗って流れ込んだ常山木の、爽やかで甘い濃厚な匂いに導かれて(「常山木」)。
    ・生命の表と裏を引き受ける誠実さの方へ(「巣箱の内外」)。
    ・経済活動からはこぼれ落ちる、豊かな交換の倫理(「ふきのとう」)。
    ・外来種という呼称がはらむ排外主義の芽と、植物がみせる「明日の風景」(「葛を探す」)。
    ・宮沢賢治が見上げた秩父の空(「野ばら、川岸、青空」)。
    ・鮮やかで深い青紫の花と、家の記憶について(「サルビア・ガラニチカ」)。
    ・切り捨てられた人間と動物がともにある世界へ(「車輪の下」)。
    ・都市優位の世界観を解きほぐす作家たち(「田園へ」)。
    ・見知らぬ女性からの言葉が届く場所で、わたしは届くはずのない文章を待っている(「消される声」)。
    ・空の無限、星の振動、微かに吹く風は、わたしたちに語りかける(「風の音」)。

    ……ほか珠玉のエッセイ、三十篇

山影の町から(河出書房新社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード U702
Cコード 0095
出版社名 河出書房新社
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紙の本のISBN-13 9784309039336
ファイルサイズ 3.6MB
著者名 笠間 直穂子
著述名 著者

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