日本群島文明史(筑摩書房) [電子書籍]
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日本群島文明史(筑摩書房) [電子書籍]

小倉紀蔵(著者)
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出版社:筑摩書房
公開日: 2025年06月11日
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日本群島文明史(筑摩書房) [電子書籍] の 商品概要

  • 日本は群島であり、日本文明は群島文明である。大陸文明的な実体系思考よりも群島文明的な非実体系思考が優勢で、そうした世界観から生命は偶発的なものという感覚や共同主観の構造、革新性をもたらす美意識などが展開され、日本文明が創り出されてきたのだ。そうした日本の歴史的動態を描きつつ、日本の群島文明を形成する東アジアの哲学を「通底哲学」として世界哲学の中に置き直し、より深い文明論として展開する。日本の知の歴史を総合的に理解する、著者独自の日本思想大全。
  • 目次

    序章 文明とはなにか/1 道具箱──準備作業のために/本書の叙述の進め方/本書を読み進めるために必要な「概念のあたらしい定義」いくつか/文明は〈2〉の行為である/文明は「利己的な文明子」を使って拡散運動をする/文化は〈2〉から〈1〉に近づくプロセスである/文明と文化の関係/主体は文明子の乗り物にすぎないのか/人間とは多重主体である/アトム的個人と多重主体/2 文明と未開の関係性/なぜ文化ではなく文明なのか/「文明」は悪なのか/ホモ・サピエンスは「文明」を求める/「文明」は客体でもあり、もちろん暴力主体でもある/3 三つの存在様態/生命とは/大陸にも群島にも、三種類の生命がある/〈第一=個別〉〈第二=集まり(集合・全体・普遍)〉〈第三=あいだ〉/「自己」の三様態/「もの」「こころ」「からだ」の三様態/第一章 日本は群島である/1 群島としての日本/群島のつらなりを切り取る/大陸・半島・島/群島は文明論的な概念/2 群島には文明はない/「群島に文明はない」という視座/「礼義」による文明的なふるまい/朝鮮の文明意識の二重性/文明は道徳が中心なのか/大陸文明によって蔑視される群島/《文明》に対する劣等感を持つ群島/日本語とはなにか/3 群島にも文明があるのか/「群島にも文明がある」という視座/関係性のなかの「文明」/梅棹文明論を参照する/4 東西のつながり/「日本」を自律的なものとして語りたい欲望を否定せよ/朝鮮と比較しなければならない/網野善彦による島国批判の問題点/開放系がよかったのか、閉鎖系がよかったのか/5 南北のつながり/南方・北方へのまなざしは弱い/東南アジアと南方へのふるまい/文明は北からやってくるのか/「ヤポネシア」という画期的な概念/「日本ネシア」というあたらしい概念/四本島と「小ネシア」/第二章 日本群島史の時代区分/1 日本群島史の時代区分論/時代区分は可能か、有効か/本書が提起する時代区分/文明論的な日本の時代区分/「大陸開放系文明期」と「土着閉鎖系文明期」/閉鎖系から開放系へ、開放系から閉鎖系へ/日本群島内の要因/2 土着閉鎖系文明I期──縄文時代(紀元前一四〇〇〇年~紀元前八世紀ころ)/縄文のアニマシー(生命感覚)/弓矢の使用/クリやドングリとともに生きる/3 大陸開放系文明I期──弥生時代(紀元前八世紀~三世紀ころ)/大陸文明の急速な流入/環濠と戦争の時代/倭国と邪馬台国/4 土着閉鎖系・大陸開放系文明混合期──ヤマト政権、古墳時代(三~六世紀後半ころ)/土着閉鎖系・大陸開放系、ふたつのベクトルの衝突/なぜ「土着閉鎖系・大陸開放系文明混合期」なのか/「東夷の小帝国」論/騎馬民族征服説と非畜産民論/鉄と出雲/エピデミックと神/ほか

日本群島文明史(筑摩書房) [電子書籍] の商品スペック

Cコード 0210
出版社名 筑摩書房
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紙の本のISBN-13 9784480076953
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ファイルサイズ 3.7MB
著者名 小倉紀蔵
著述名 著者

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