崩壊概論(筑摩書房) [電子書籍]
    • 崩壊概論(筑摩書房) [電子書籍]

    • ¥1,430429 ゴールドポイント(30%還元)
    • すぐ読めます
100000086602872408

崩壊概論(筑摩書房) [電子書籍]

価格:¥1,430(税込)
ゴールドポイント:429 ゴールドポイント(30%還元)(¥429相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:筑摩書房
公開日: 2025年07月18日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ
こちらの商品は電子書籍版です

崩壊概論(筑摩書房) [電子書籍] の 商品概要

  • 透徹した懐疑が矛盾の総体たる世界を熾烈なまでに問いただす。信念は解体され、拠って立つ基盤は崩壊する――。幻影の破棄と新たな幻影を希求した本書は、シオランが母語であるルーマニア語ではなくフランス語で初めて著した作品。未来に倦み、同時に言いようのない渇きに襲われながら、思想家は敗滅へと向かう人間の宿命を凝視する。繊細と皮肉、陶酔と幻滅、憤怒と倦怠、明視と錯乱……。不眠の夜々に咲いた断章群、それは、まぎれもなく現代の黙示録としてわれわれの精神に浸潤し、揺さぶりをかけるだろう。解説 大谷崇
  • 目次

    日本語版への序/崩壊概論/狂信の系譜/反‐預言者/もろもろの定義の墓場で/文明と浮薄さ/神の中に消え入る/死を主題とする変奏曲/時間の欄外で/時間の関節はずれ/素晴しき無用性/堕落の註解/死への反対同盟/形容詞の制覇/安心した悪魔/円周上の散策/人生の日曜日/手をひく/間接的な動物/われわれの忍耐の鍵/解放による消滅/抽象的な毒/不幸の意識/間投詞的思考/曖昧なものの崇拝/孤独──心の離反/黄昏の思想家/自己破壊の手段/反動的な天使/礼節への配慮/空虚の音階/ある日の朝に/忙しい服喪/諦めへの免疫/この世の釣合い/哲学への訣別/聖者から犬儒派へ/元素への回帰/逃げみち/夜への無抵抗/時間に背を向けて/自由の二つの顔/夢による過労/裏切者の亀鑑/地球の屋根裏部屋のひとつで/漠然たる嫌悪感/無意識の教義/二元性/背教者/未来の亡霊/固定観念から咲き出る花/《天上界の犬》/天才の二面性/不幸の偶像崇拝/悪魔/《新しい生活》の滑稽さ/三重の袋小路/欲望の宇宙創成論/行為の解釈/めあてのない生活/不きげん/勇気と恐怖の害毒/覚醒/憎悪の道すじ/《救いなき人々》/歴史と言葉/哲学と売春/本質的なものの強迫観念/亜流の幸福/極度の大胆さ/落伍者の肖像/悲劇の条件/内在的な嘘/意識の到来/祈りの尊大さ/憂鬱病/まひるの呪詛/堕落の擁護/流行おくれの宇宙/虫に喰われてぼろぼろになった男/発作的な思想家/発作的な思想家/虚弱の利点/詩人たちの寄生虫/異邦人の悩み/征服者の倦怠/音楽と懐疑論/自動人形/憂愁について/優越欲/貧乏人の位置/頽廃のさまざまな顔/聖性と「絶対」のしかめ面/生殖の拒否/唯美的聖者伝作者/聖女たちの弟子/叡知と聖性/女と「絶対」/スペイン/永遠性のヒステリー/自負心の諸段階/天国と衛生法/ある種の孤独について/動揺/聖性の脅威/傾いた十字架/神学/形而上的動物/悲哀の生成/修道院の中でのおしゃべり/不服従の練習/知の舞台装置/放棄/縄/固定観念の裏面/墓碑銘/涙の世俗化/意志の変動/善意の理論/ものの持ち分/悪徳の驚異/堕落への誘惑者/洞窟の建築家/弛緩症の訓練/極度の使いべり/欲望の葬式場にて/否定できぬ失望/モラリストの秘密の中で/修道者の幻想/狂気に敬意を表して/わが英雄たち/頭の単純な人々/精神の刺戟剤としての貧苦/不眠への祈願/悪人の横顔/寛容の考察/衣裳哲学/疥癬病みの中で/思想の請負人について/気質の真理/皮を剥がれた男/自己に逆って/信仰の復活/われら穴居人/挫折の表情/下=人間の行列/Quousque eadem?(いつまで同じことを?)/訳者あとがき/解説(大谷崇)

崩壊概論(筑摩書房) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード P020
Cコード 0110
出版社名 筑摩書房
本文検索
他の筑摩書房の電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784480512970
ファイルサイズ 3.4MB
著者名 有田 忠郎
E.M. シオラン
著述名 著者

    筑摩書房 崩壊概論(筑摩書房) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!