眠りの航路(白水社) [電子書籍]
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眠りの航路(白水社) [電子書籍]

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出版社:白水社
公開日: 2025年08月01日
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眠りの航路(白水社) [電子書籍] の 商品概要

  • 父子二代の記憶へ漕ぎ出す

    鮮烈な長篇デビュー作



    台湾を代表する作家であり、世界的に注目を集める作家・呉明益の長篇デビュー作の待望の邦訳。のちに『自転車泥棒』や『歩道橋の魔術師』にもつながる原初の物語である。

    台北で暮らすフリーライターの「ぼく」は、数十年に一度と言われる竹の開花を見るために陽明山に登るが、その日から睡眠のリズムに異常が起きていることに気づく。睡眠の異常に悩む「ぼく」の意識は、やがて太平洋戦争末期に神奈川県の高座海軍工廠に少年工として十三歳で渡り、日本軍の戦闘機製造に従事した父・三郎の人生を追憶していく。戦後の三郎は、海軍工廠で働いた影響から難聴を患いながらも、台北に建設された中華商場で修理工として寡黙に生活を送っていた。中華商場での思い出やそこでの父の姿を振り返りながら「ぼく」は睡眠の異常の原因を探るために日本へ行くことを決意し、沈黙の下に埋もれた三郎の過去を掘り起こしていく。三郎が暮らした海軍工廠の宿舎には、勤労動員された平岡君(三島由紀夫)もいて、三郎たちにギリシア神話や自作の物語を話して聞かせるなど兄のように慕われていたが、やがて彼らは玉音放送を聴くことになるのだった――。

眠りの航路(白水社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード W011
Cコード 0097
出版社名 白水社
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紙の本のISBN-13 9784560090695
ファイルサイズ 5.7MB
著者名 呉明益
倉本知明 訳
著述名 著者

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