両膝を怪我したわたしの聖女(国書刊行会) [電子書籍]
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両膝を怪我したわたしの聖女(国書刊行会) [電子書籍]

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出版社:国書刊行会
公開日: 2025年10月07日
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両膝を怪我したわたしの聖女(国書刊行会) [電子書籍] の 商品概要

  • 決 壊 す る 文 体
    ――圧倒的な感情がほとばしり、膨れ上がり自壊する言葉の群れが未熟な欲望を覆い尽くす。10歳の少女らを閉じ込めるひどく退屈な夏休み、早熟なふたりの過激で破滅的な友情。
    スペイン最南カナリア諸島発、世界18カ国語に翻訳の問題作。

     ◇ ◇ ◇

    スペイン・カナリア諸島に暮らす、10歳の「わたし」と親友イソラ。
    せっかくの夏休みは、憂鬱な曇天に覆われていた。薄暗い貧困の地区を抜け出して、陽光のふりそそぐサン・マルコス海岸に出かけたいのに、仕事に追われる大人たちは車を出してやる余裕がない。ふたりの少女は退屈しのぎのため、不潔にして乱暴、猥雑で危うい遊びにつぎつぎ手を染める。
    親友というには過激すぎる、共依存的関係性。
    「わたし」にとってイソラはまるで聖女のように絶対的な存在だった。イソラが両膝を怪我すれば、舌でその血をなめとった。イソラの飼い犬になりたかった。粗暴な物語に織り込まれた緻密な象徴の数々。子どもらしいイノセンスとは無縁の、深い悲しみに由来する頽廃と陶酔の日々。
    イソラと共にある日常は永遠に続くかに思われた。しかし--

     ◇ ◇ ◇

    Andrea Abreu, Panza de burro (2020)

    装丁:コバヤシタケシ
    装画:さめほし「夜明けの海」

両膝を怪我したわたしの聖女(国書刊行会) [電子書籍] の商品スペック

Cコード 0097
出版社名 国書刊行会
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紙の本のISBN-13 9784336077714
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ファイルサイズ 1.8MB
著者名 五十嵐絢音
アンドレア アブレウ
村岡直子
著述名 著者

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