いまどうするか日本経済(筑摩書房) [電子書籍]
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いまどうするか日本経済(筑摩書房) [電子書籍]

脇田 成(著者)
価格:¥1,122(税込)
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フォーマット:
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出版社:筑摩書房
公開日: 2025年12月10日
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こちらの商品は電子書籍版です

いまどうするか日本経済(筑摩書房) [電子書籍] の 商品概要

  • 「生産性が上がらないから賃金は上げられない」「少子化対策は無駄で、一人当たりの生産性があがれば良い」実状を黙殺し、都合の良い政策を乱発した結果、日本の三十年間が失われてしまった。不景気に怯えた企業は、溜め込んだ資本を海外投資したものの、その利益は、外国人の株式取得を通じて海外流出し続けている。なぜその利益が家計に還元されてこなかったのか。一九九七年の金融危機以降、間違い続けてきた日本の経済政策を分析し、今こそ押すべきリセットボタンを提示する。
  • 目次

    はじめに/第1章 自分から植民地になった日本──1997年、転落の始まり/1 日本経済に何が起こったのか/2 経済データのレレレ構造/3 資金の行方──世界一の公的債務・対外純資産国/4 成長期のメインバンク好循環/5 今さら言えない──統計と理論の落とし穴/6 第1の失政は企業貯蓄増大を傍観したこと/第2章 バブル崩壊のツケはすべて家計に──2001年、小泉構造改革の熱狂/1 バブル崩壊から小泉構造改革へ/2 財政再建か上げ潮路線か? 成長率金利論争/3 自国通貨があれば政府支出は無限大に可能なのか/4 賃金抑制のトヨタショック/5 今さら言えない──成り立たない国際競争力低下論/6 今さら言えない──需要低下が生産性を下げた/7 第2の失政は家計消費そっちのけの構造改革/第3章 再度の流動性危機から異次元緩和へ──2008年のリーマン危機/1 金融危機はどう起こるか/2 巨大危機のあとの「借金返済」的余震/3 リフレ派はなぜ盛んになったのか/4 今さら言えない──商品券で理解する金融政策/5 第3の失政はものつくり国家への固執/第4章 ものつくり大国復活せず──2012年のアベノミクス、その失敗と「転進」/1 2012年のアベ復活と経済政策リベンジ/2 輸出促進隠密作戦の失敗/3 海外直接投資立国への「転進」/4 法人減税消費増税の隠密作戦/5 今さら言えない──品質調整停止による物価上昇/6 第4の失政は2倍2倍の異次元緩和開始/第5章 バズーカは国内に向けられた──2022年のインフレ再来/1 ウクライナ侵攻と予期せざるインフレ勃発/2 今さら言えない──賃金と物価に「好」循環はない/3 今さら言えない──金融政策モデルは日本経済の実情に合わない/4 第5の失政は輸入インフレを「好」循環と強弁したこと/第6章 新技術がもたらす格差拡大から貧困へ──迫り来る危機(1)/1 ネットがもたらした消費生活の変容/2 技術と組織の変容──アルゴリズムとスキャンダルの進化/3 職場の変容──仕事はなくなり、賃金は下がるのか/4 分断の構造──技術変容と格差拡大/5 政治行動の動揺──分断から独裁へ/6 第6の失政は技術変容軽視/第7章 世代間闘争必至の人口減少状況と社会保障──迫り来る危機(2)/1 今さら言えない──凄まじい出生数減少から世代間対立へ/2 財政はいいのか悪いのか──財政戒厳令の構造/3 家計貯蓄──恫喝より安心を/4 政府資産──なし崩しにするのではなく活用を/5 第7の失政は人口減少を傍観したこと/第8章 停滞と翼賛生成の組織論/1 長期停滞の基本的見方/2 一人綱引き経済政策/3 幻想は満たせない/参考文献

いまどうするか日本経済(筑摩書房) [電子書籍] の商品スペック

Cコード 0233
出版社名 筑摩書房
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紙の本のISBN-13 9784480077219
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ファイルサイズ 17.6MB
著者名 脇田 成
著述名 著者

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