ケルトとは何か(講談社) [電子書籍]
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ケルトとは何か(講談社) [電子書籍]

原 聖(著者)
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出版社:講談社
公開日: 2025年12月10日
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ケルトとは何か(講談社) [電子書籍] の 商品概要

  • 妖精が戯れる神話の世界、美しい文様の装飾写本、大きな輪を重ねた石造の「ケルト十字架」、騎士や魔術師が活躍するアーサー王物語群など、ヨーロッパの古くて不思議な魅力がある文化――ケルトをこのように思い浮かべる人は多いだろう。
    しかし本書によれば、アイルランドやスコットランドで特徴的なダンスや音楽、民族衣装をはじめ、ケルト美術の優品「タラ・ブローチ」「ケルズの書」なども、古代ケルト人に伝統をさかのぼるのは無理がある。では、近年の「ケルト懐疑論者」が主張するように、ケルトの「存在自体が怪しい」のかといえば、そうではない。
    ケルト文化の本質は、ケルト諸語によって営まれた文化である。スコットランド、ウェールズ、アイルランド、フランスのブルターニュ地方などの「ケルト文化圏」の主要言語であり、現在は少数言語となっているゲール語、ブレイス語などのケルト諸語の分析から、「ケルトとは何か」を根源的に問い直す。そこには豊かな言語文化の広がりと、現在も生きている伝統の厚みがあった。
    ある時は近代のナショナリズムに活用され、またある時はヨーロッパ統合の象徴となり、さらに近代文明を批判する「癒し」の精神性も期待される「ケルト」の虚像と実像とは。「ケルト人」と「ケルト文化圏」は、なぜ一致しないのか? 言語学と考古学、美術、文芸、民俗学などを総合したヨーロッパの「ケルト学」の成果と議論から、「歴史」と「文化」の深層がみえてくる。

    目次
    はじめに 
    第一章 近代が生んだケルト文化
    1 華麗な音楽文化 
    2 展示される民族衣装 
    3 ヒーリングと反近代の思想性 
    4 ドルイドの実像と虚像 
    第二章 ケルト美術と考古学
    1 「古代ケルト人」とは
    2 タラ・ブローチとバターシーの盾
    3 懐疑論と「西からのケルト語」
    4 巨石文化を見直す
    5 人の移動と文化の移転
    第三章 文芸と民俗のなかのケルト
    1 伝承文学と吟遊詩人
    2 アーサー王伝説とバルドたち
    3 韻律が伝える「ケルト文化」
    4 民話と民謡の採集 
    5 妖精とハロウィーンの起源
    第四章 民族起源の伝説と史実
    1 ブリタニアの起源伝説 
    2 ブレイスの起源伝説
    3 カムリー、エリウ、アルバの起源伝説
    第五章 ケルト諸語の言語学
    1 印欧語の歴史言語学
    2 言語をどう分類するか
    3 地名研究の効用
    4 ケルト諸語の音声学
    5 ケルト諸語の文法的特徴
    第六章 社会のなかのケルト諸語
    1 オガム文字の碑文を読む
    2 「書きことば」をめぐる論争
    3 社会階層・宗教・学校と言語
    4 「言語死」をいかに食い止めるか
    おわりに
  • 目次

    はじめに 
    第一章 近代が生んだケルト文化
    1 華麗な音楽文化 
    2 展示される民族衣装 
    3 ヒーリングと反近代の思想性 
    4 ドルイドの実像と虚像 
    第二章 ケルト美術と考古学
    1 「古代ケルト人」とは
    2 タラ・ブローチとバターシーの盾
    3 懐疑論と「西からのケルト語」
    4 巨石文化を見直す
    5 人の移動と文化の移転
    第三章 文芸と民俗のなかのケルト
    1 伝承文学と吟遊詩人
    2 アーサー王伝説とバルドたち
    3 韻律が伝える「ケルト文化」
    4 民話と民謡の採集 
    5 妖精とハロウィーンの起源
    第四章 民族起源の伝説と史実
    1 ブリタニアの起源伝説 
    2 ブレイスの起源伝説
    3 カムリー、エリウ、アルバの起源伝説
    第五章 ケルト諸語の言語学
    1 印欧語の歴史言語学
    2 言語をどう分類するか
    3 地名研究の効用
    4 ケルト諸語の音声学
    5 ケルト諸語の文法的特徴
    第六章 社会のなかのケルト諸語
    1 オガム文字の碑文を読む
    2 「書きことば」をめぐる論争
    3 社会階層・宗教・学校と言語
    4 「言語死」をいかに食い止めるか
    おわりに
    参考文献
    索引

ケルトとは何か(講談社) [電子書籍] の商品スペック

Cコード 0322
出版社名 講談社
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紙の本のISBN-13 9784065420263
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著者名 原 聖
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