きょうの枕草子(中央公論新社) [電子書籍]
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きょうの枕草子(中央公論新社) [電子書籍]

最果タヒ(著者)
価格:¥1,870(税込)
ゴールドポイント:374 ゴールドポイント(20%還元)(¥374相当)
フォーマット:
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出版社:中央公論新社
公開日: 2026年02月20日
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こちらの商品は電子書籍版です

きょうの枕草子(中央公論新社) [電子書籍] の 商品概要

  • 随筆って、心が実在することを残す文学だと思うんです――。

    秋田魁新報「ハラカラ」連載企画が遂に単行本化!
    詩人・最果タヒが選り抜き訳し下ろした、あたらしい『枕草子』。
    矢野恵司氏のイラスト22点を掲載!

    -----------

     春はあけぼの。
     だんだん白くなっていく、空の山に触れているところが、すこし明るくなるころ、紫に染まった雲がほそく、左右に流れているから。

     夏は夜。
     月があれば当然だけれど、いない闇夜も蛍がたくさん飛んでいたり、たくさんでなくてもひとつ、ふたつ、って感じで、ほのかに光って飛んでいるから好き。
     雨とか降るのも、結構好きだよ。

     秋は夕暮れ。
     夕日がぐっと、山のぎりぎりのところまで来て、からすが寝床へと帰っていくところ。みっつよっつ、ふたつ、みっつ、みたいにして急いで飛んでいくのがいいなぁ。さらに言うと雁が列を作って飛んでいるのが小さく見えるのとか、すごく好き。
     日が完全に沈んで、そうして風の音がする、虫の声がする、もう、これはどうにも言葉にできないなぁ。

     冬は早朝。
     雪が積もっている日の朝は、もちろん、言わなくてもわかるよね、霜がとても白いのとかもいいね。でもそういうのがなくても、ものすごく寒い日に火を急いで起こして、炭火をあちこちに持って運ぶのもすごく冬の朝って感じする。ただ昼になって、ぬるくなってゆるんでいくと、火鉢の火も気づいたら白い灰まみれで、それはほんとやだな。

    (本文 一の段より)

きょうの枕草子(中央公論新社) [電子書籍] の商品スペック

Cコード 0095
出版社名 中央公論新社
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紙の本のISBN-13 9784120059957
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ファイルサイズ 45.6MB
著者名 最果タヒ
著述名 著者

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