エレガンス入門(筑摩書房) [電子書籍]
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エレガンス入門(筑摩書房) [電子書籍]

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出版社:筑摩書房
公開日: 2026年05月09日
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エレガンス入門(筑摩書房) [電子書籍] の 商品概要

  • エレガンスとは、自分の意志で選びとること。
    思想、文化、美学、実践──
    その力と技法を学びとり、あなたらしい判断の基準を育てる

    ───

    エレガンスとは、優雅な振る舞いのことではありません。高価なものを身につけることでもありません。
    エレガンスとは「どのように世界と関わるか」という判断の技法です。
    古代ギリシアの身体観から宮廷の作法、近代の思想、科学の方法論、そして現代のビジネスや組織の設計に至るまで。エレガンスは時代を超えて、暴力と欲望を制御し、他者との距離を調整する知として機能してきました。
    それは装いに現れ、言葉に宿り、制度にまで及びます。美学であると同時に倫理であり、社会を動かす力として働いてきました。
    アルゴリズムが「正解らしきもの」を出し続ける時代に、何を選び、何を退けるか。どこで踏みとどまるか。その判断の一つひとつが、人の品格と関係の質を形づくり、ひいては社会を変えていきます。

    思想史・文化史・科学・ファッション・ビジネスを横断し、この曖昧で誤解されがちな概念を「人間理解のための思考の形式」として読み解く、前例のない試み。
    読むほどに世界の見え方が変わり、自分自身の振る舞いが変わる一冊です。

    ===
    【目次】
    序章 学問としてのエレガンスへ
    PartI エレガンスの思想
    第1章 エレガンスの輪郭―美の概念として
    第2章 思想史I 古代―近世―暴力から距離を取る技法
    第3章 思想史II 近代―現代―「権威」から「区別」へ
    第4章 ココ・シャネル―女性たちのアイコン
    第5章 ダンディズム―男性たちの美学
    第6章 美しい理論―科学が描き出すエレガンス
    PartII エレガンスの力
    第7章 誰がエレガンスを決めるのか―「趣味」を支配する者たち
    第8章 世界と仲良くしすぎないための技法―静かな反逆として
    第9章 階級演出装置としてのエレガンス―特別であること
    第10章 エレガンスの到達点―ロールス・ロイスと「説明しない品格」
    終章 AI時代のエレガンス
    ===
  • 目次

    序章 学問としてのエレガンスへ/Part I エレガンスの思想/第1章 エレガンスの輪郭──美の概念として/乱用される「エレガンス」/エレガンスとは「選び取る」ことの積み重ねである/宮廷から都市へ/エレガンスの構成要素/「美の地図」に位置づける/美とエレガンス──「写る美」と「振る舞いとしての美」/崇高とエレガンス──人間のスケールをめぐる対比/グレースとエレガンス──与えられた優雅さとつくり上げられた優雅さ/高貴とエレガンス──「序列」を示す美と、「心地よさ」をつくる美/ラグジュアリーとエレガンス──「どこまでやるか」と「どこで止めるか」/日本の美意識とエレガンス──「見せない」ことで生まれる緊張感/他者への配慮としての形なき贈り物/第2章 思想史I 古代─近世──暴力から距離を取る技法/古代ギリシア──暴力を「内面の調整」に変える/古代ローマ──権力を「洗練された振る舞い」に包み込む/中世~ルネサンス──暴力を「ゲーム化」し礼節に絡めとる/フランス宮廷──決闘からサロンへ/エレガンスの二面性/暴力の見え方を変える仕掛けとしての武士道/イタリア宮廷──努力と攻撃性を見せない技術/日本──雅・侘び・粋としての非暴力の美学/エレガンスは人間をどう「進化」させたか/第3章 思想史II 近代─現代──「権威」から「区別」へ/ジンメル──流行で立ち位置のバランスをとる/ヴェブレン──有閑階級と「誇示的エレガンス」/ブルデュー──趣味・ハビトゥスとしてのエレガンス/ディドロ──自然な調和としての美/日本近代文学におけるエレガンス──陰翳・はかなさ・節度/ソンタグ──キャンプと真面目なエレガンスの裏面/近現代エレガンス思想の三つの座標軸/第4章 ココ・シャネル──女性たちのアイコン/孤児院から世界的ネットワークへ/従属の美を壊す/自由をかたちにする/黒の力──喪の色から意志の色へ/矛盾を統合するエレガンス/生き方をデザインする/エレガンスの原型としてのシャネル/第5章 ダンディズム──男性たちの美学/エレガンスは「女性の特権」ではない/ブランメルがもたらした「削ぎ落とす美」/二重の拒否──華美にも有用性にも与しない/ダンディズムとは何か──精神の貴族性としてのエレガンス/ジェントルマンとダンディ──倫理のモデルと美学のモデル/戦う美としてのエレガンス/第6章 美しい理論──科学が描き出すエレガンス/証明問題からはじまるエレガンス/数学における「一行のエレガンス」/科学が描く、無駄のない宇宙の線/科学哲学が見た「美しい理論」/「美しさ」が目を曇らせるとき/ファッションにおけるエレガンスの逆説/テクノロジーと「使える」エレガンス/思考のエレガンスという地平/Part II エレガンスの力/第7章 誰がエレガンスを決めるのか──「趣味」を支配する者たち/感覚は、どのようにつくられたのか/誰が「上品」を決めてきたのか/帝国がつくった「標準の身体」/まねることは、服従か、戦略か/「趣味」を支配する者たち/誰の文化が「洗練」されるのか/炎上時代のエレガンス/これからのエレガンス倫理



エレガンス入門(筑摩書房) [電子書籍] の商品スペック

Cコード 0270
出版社名 筑摩書房
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紙の本のISBN-13 9784480685568
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ファイルサイズ 12.9MB
著者名 中野 香織
著述名 著者

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