言語起源論の系譜(筑摩書房) [電子書籍]
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言語起源論の系譜(筑摩書房) [電子書籍]

互 盛央(著者)
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出版社:筑摩書房
公開日: 2026年07月17日
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言語起源論の系譜(筑摩書房) [電子書籍] の 商品概要

  • 「言語」とは何か──すべてはそこに収斂する
    ヨーロッパの特異性を浮かび上がらせる傑作思想史

    ヨーロッパ固有の問い、「言語の起源」。把握不能な生成の瞬間を探求した人々は何を見ようとしていたのか――。ヨーロッパの核心を穿つ傑作思想史。

    ===
    言語の起源とは何か。それは自然と人為、いずれによるものか。古代から近代へと2500年、この問題はヨーロッパにのみ見られる足跡を遺した。ヘブライ語の失墜、新たな「自然」の創出、「起源の言語」から「言語の起源」への転換と国民国家の成立、そして「近代」に固有の逆説……。言語の生成はいかにして可能かという問いがそれらを貫いていく。傍らに一人「生まれ出ざる者」を伴いながら――。長きにわたる追求は、ついにソシュールによる起源の否定へと逢着したが、本当に問題は消えたのだろうか? 膨大な文献の渉猟とともにヨーロッパの核心を剔抉した傑作思想史。第36回サントリー学芸賞受賞。

    【目次】
    はじめに

    序章 人類最初の言語を聞く

    第I章 「神」が言語を与える――聖書の時代:中世から一五世紀まで

    第II章 複数のアダムたち――国民言語勃興の時代:一六世紀から一七世紀

    第III章 人間が言語を作る――「自然」創出の時代:一七世紀

    第IV章 起源を証明する――「社会契約」の時代:一七世紀から一八世紀へ

    第V章 起源をめぐる闘争――乱立する言語起源論の時代:一八世紀

    第VI章 起源を復元する――言語学の時代:一八世紀から一九世紀へ

    終章 「起源の言語」を語る天使たち

    書誌
    あとがき
    ちくま学芸文庫版あとがき
    人名・作品名索引
  • 目次

    はじめに/序章 人類最初の言語を聞く/「野生児」の言語/「自然」と「人為」、そして起源の問いへ/第I章 「神」が言語を与える──聖書の時代:中世から一五世紀まで/「生まれ出ざる者」/歴史の中のカスパーたち/「起源の言語」を求める意味/ヘブライ語起源説/言語と政治/ダンテと「起源の言語」/「バベルの塔」はなぜ否定されたのか/詩人が見出した言語/バベル的状況の出現/カバラの伝統/言語の二種/クラテュロスの真意/すり替えられる「起源の言語」/第II章 複数のアダムたち──国民言語勃興の時代:一六世紀から一七世紀へ/変質するカバラ/変質するヘブライ語/宗教改革と諸言語/俗語賞揚とその根拠/ギヨーム・ポステルとフランソワ一世/国民言語と国家統合/乱立するバベル/失われた「起源」、隠された「起源」/パラケルススからヤーコプ・ベーメへ/普遍言語の企てへ/ヘブライ語からの離脱/普遍言語と「地上の楽園」/普遍的調和と「自然」/第III章 人間が言語を作る──「自然」創出の時代:一七世紀/「自然」の創出/「歴史」の創出/人類は二度、創造されたのか/言語の「歴史」と複数の言語/地球の外にある「自然」の言語/「人為」と「自然」の一致/「自然法」思想とのつながり/主意主義と「起源の言語」/近代の「自然法」思想/「始まり」の暴力/第IV章 起源を証明する──「社会契約」の時代:一七世紀から一八世紀へ/理性的な言語/「自然」に優越する「人為」/ホッブズの「自然」/「ホッブズ問題」と「言語の起源」/言語を作るには言語が必要である/なされたことのない契約/残存する「自然言語」I/残存する「自然言語」II/バークリーの観念論/ラ・メトリの人間機械論/ディドロの唯物論/コンディヤックの解決I/コンディヤックの解決II/「狼男」たち/第V章 起源をめぐる闘争──乱立する言語起源論の時代:一八世紀/言語の発展段階/言語神授説/人間は生まれつき「交流」するのか/アダム・スミスの言語起源論/「共感」とは何か/ルソーの敗北、そして飛躍へ/「一般意志」による解決/「一般意志」と非人称性/ロマン主義への道/「言語の歴史」から「言語という歴史」へ/「普遍史」から「世界史」へ/「普遍」の変貌/起源からの「堕落」/「野生の少女」の教え/「削られた板」/第VI章 起源を復元する/「野生人」の国アメリカ/虚の起源に向かって/ベルリンの言語起源論/「民族」の理性/カントのすり替え/フィヒテの解決/ロマン主義と実証主義の共犯/言語学の誕生/「バベルの塔」を建設する「民族精神」/抵抗するアンシャン・レジーム/「反動」の言語起源論/抹消される「野生人」の言語/神秘主義の「反動」/「意志」には何ができるか/メーヌ・ド・ビランの言語起源論/因果性批判の射程/終章 「起源の言語」を語る天使たち/ヘルダーの言語起源論は無効か/グリムの反撃/ルナンの言語起源論/進化論と結合する言語学/大脳局在説の登場/消え去らない逆説/風はアメリカから/「言語の起源」は存在しない/構造主義と起源/生得的なもののゆくえ/「神」の言語から人間の言語へ/「純粋言語」のほうへ/へりくだる「神」/「起源の言語」…ほか

言語起源論の系譜(筑摩書房) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード P100
Cコード 0110
出版社名 筑摩書房
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紙の本のISBN-13 9784480513540
ファイルサイズ 29.7MB
著者名 互 盛央
著述名 著者

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