三尺玉から手を引いた花火屋ですが、同じ川で星を掛けつづけたら、向かい岸の花火師が八年欠かさず私の真向かいを選んでくれます(Realize出版) [電子書籍]
    • 三尺玉から手を引いた花火屋ですが、同じ川で星を掛けつづけたら、向かい岸の花火師が八年欠かさず私の真向かいを選んでくれます...

    • ¥913183 ゴールドポイント(20%還元)
    • ただいま予約受付中!2026年08月19日00:00:00からお読みいただけます

三尺玉から手を引いた花火屋ですが、同じ川で星を掛けつづけたら、向かい岸の花火師が八年欠かさず私の真向かいを選んでくれます(Realize出版) [電子書籍]

価格:¥913(税込)
ゴールドポイント:183 ゴールドポイント(20%還元)(¥183相当)
お届け日:ただいま予約受付中!
出版社:Realize出版
公開日時:2026年08月19日00:00:00からお読みいただけます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ
こちらの商品は電子書籍版です

三尺玉から手を引いた花火屋ですが、同じ川で星を掛けつづけたら、向かい岸の花火師が八年欠かさず私の真向かいを選んでくれます(Realize出版) の 商品概要

  • 川幅の広がるあたりで百五十間。その両岸に、花火屋が二軒、向かい合って建っている。
    逢坂燐、二十六。十九の年に張った三尺玉が低く開いて、七つの子の右腕を焼いた。役所への届けは「風のせい」で済んだが、逢坂はその日から誰にも言わずに、二度と三尺は張らないと自分へ課している。人に言わない誓いは、破っても誰にも咎められない。だから破らないでいることが、そのまま仕事になった。
    冬の寄合の帰りに帳面を八年ぶん遡って、逢坂は手が止まる。尺玉一発、四円五十銭。家に入った年から一銭も動いていない。抜け星は三分の一に減った。色の切り替えも去年ようやく思うところまで来た。焔硝も紙も糊も上がった。値だけが動かない。
    そして向かい岸の桑折時彦は、八年、毎年こちらの真向かいを自分から指名しつづけている。理由を訊くと、この男は文の終わりまで行かずに黙る。無記名で届く新しいむしろが二十枚。中身の半分減った塗り薬の缶。順番を破って先に回されてくる割り型。川開きの晩に上がる玉と、その晩に一度だけ聞かされる、向こう岸の話。
    「同じだ」と言われつづけた男が、自分の口で値を言い直すまでの、寒の入りから初秋まで。BL時代小説・全10章完結。

三尺玉から手を引いた花火屋ですが、同じ川で星を掛けつづけたら、向かい岸の花火師が八年欠かさず私の真向かいを選んでくれます(Realize出版) の商品スペック

出版社名 Realize出版
本文検索
ファイルサイズ 1.7MB
他のRealize出版の電子書籍を探す
著者名 藤白かなた
著述名 著者

    Realize出版 三尺玉から手を引いた花火屋ですが、同じ川で星を掛けつづけたら、向かい岸の花火師が八年欠かさず私の真向かいを選んでくれます(Realize出版) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!