OpenTelemetryではじめるテレメトリーサンプリング ――シグナルデータ膨張に対応しながらオブザーバビリティを確保する(技術評論社) [電子書籍]
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OpenTelemetryではじめるテレメトリーサンプリング ――シグナルデータ膨張に対応しながらオブザーバビリティを確保する(技術評論社) [電子書籍]

山口能迪(著者)
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OpenTelemetryではじめるテレメトリーサンプリング ――シグナルデータ膨張に対応しながらオブザーバビリティを確保する(技術評論社) の 商品概要

  • オブザーバビリティの重要性が高まる一方で,導入後に直面するテレメトリーデータの爆発的増加というジレンマを抱えたチーム,組織は多いのではないでしょうか。分散トレーシング,メトリクス,ログなどの計装が充実するほどデータ量は膨張し,ストレージコストの増大,分析基盤の複雑化,重要なシグナルの埋没といった問題が顕在化します。本書は,著者が約10年にわたり現場で見てきた問題意識を背景に,サンプリングを中心とした実践的なテレメトリーデータ管理の知見をまとめた1冊です。確率的サンプリングからテイルサンプリング,動的サンプリングまで,規模に応じた戦略を整理し,さらにトレース・ログ・メトリクス・プロファイルを含む全シグナル横断のアプローチも紹介します。OpenTelemetryを用いた実装,ガバナンスやFinOpsの観点も含め,テレメトリーサンプリングを包括的に理解できる内容となっています。
  • 目次

    [第1部]サンプリングの基礎
    第1章 なぜサンプリングが必要なのか
    1.1 オブザーバビリティとは
    1.3 テレメトリーデータ量の増加パターン
    1.4 サンプリングの基準
    1.5 サンプリングの限界とリスク
    1.6 サンプリング意思決定フレームワーク
    1.7 まとめ

    第2章 サンプリングの基本用語と2つの主要アプローチ
    2.1 用語の整理
    2.2 分散トレースの仕組みとサンプリング戦略の関係
    2.3 ヘッドサンプリング
    2.4 テイルサンプリング
    2.5 サンプリング率の計算と決定基準
    2.6 サンプリング手法の比較
    2.7 まとめ

    [第2部]実装とアーキテクチャ
    第3章 OpenTelemetryでの実装とアーキテクチャ
    3.1 本章で使用するバージョン
    3.2 SDKとコレクターの役割
    3.3 SDKによるサンプリング実装例
    3.4 テイルサンプリングの実践的設計
    3.5 OpenTelemetry Collectorとは
    3.6 サンプリング関連のCollectorコンポーネント
    3.7 サンプリング導入のアーキテクチャパターン
    3.8 アーキテクチャパターン別のサンプリング課題
    3.9 デバッグ用サンプリングバイパス
    3.10 サンプリング処理のパフォーマンスチューニング
    3.11 まとめ

    第4章 高度な戦略:動的サンプリングとアグリゲーション
    4.1 動的サンプリング(Adaptive Sampling)
    4.2 動的サンプリングのデメリット
    4.3 コンテキストベースサンプリング
    4.4 複数段階サンプリング
    4.5 統合サンプリング戦略
    4.6 アグリゲーション(集約)
    4.7 統計量復元の数式と計算例
    4.8 サンプリング環境下での4 大シグナル(Four Golden
    4.9 オブザーバビリティSaaSベンダーのサンプリング機能
    4.10 テレメトリーパイプラインツールとの比較
    4.11 サンプリング実装の検証方法
    4.12 まとめ

    [第3部]シグナル別サンプリング戦略
    第5章 メトリクスのダウンサンプリング
    5.1 メトリクスのデータ量増大の要因
    5.2 ダウンサンプリングの定義と原理
    5.3 ダウンサンプリングの実装パターン
    5.4 カーディナリティ削減
    5.5 ダウンサンプリングの限界
    5.6 ダウンサンプリング戦略の設計
    5.7 OpenTelemetryエコシステムにおけるメトリクスダウンサンプリング
    5.8 トレースサンプリングとメトリクスダウンサンプリングの統合
    5.9 まとめ

    第6章 ログとプロファイルのサンプリング
    6.1 ログサンプリングの必要性
    6.2 ログサンプリングの限界とリスク
    6.3 アプリケーション側でのログレベル制御
    6.4 パイプライン側でのログサンプリング
    6.5 AI/LLMワークロードのテレメトリーサンプリング
    6.6 プロファイルのサンプリング
    6.7 まとめ

    [第4部]サンプリングの運用と実践
    第7章 テレメトリーパイプラインの運用と実践
    7.1 テレメトリーパイプラインの活用
    7.2 PII除去の実装方法
    7.3 サンプリングパイプラインのテスト戦略
    7.4 サンプリングパイプラインの運用
    7.5 まとめ

    第8章 サンプリングのためのテレメトリーデータ運用管理
    8.1 テレメトリーデータのライフサイクルとサンプリングの位置づけ
    8.2 オブザーバビリティデータ基盤の構成要素
    8.3 オブザーバビリティバックエンドとサンプリング
    8.4 ストレージアーキテクチャとサンプリングの影響
    8.5 サンプリング済みデータのクエリと分析
    8.6 サンプリングとオブザーバビリティの品質指標
    8.7 重要度ベースのデータ分類とサンプリング率の差別化
    8.8 まとめ

    第9章 サンプリングのガバナンスとコンプライアンス
    9.1 データの機密性とサンプリングの順序設計
    9.2 マルチテナント環境でのサンプリング公平性
    9.3 サンプリングの組織的課題
    9.4 まとめ

    第10章 テレメトリーFinOpsとサンプリングポリシーのライフサイクル
    10.1 テレメトリーコストの可視化と帰属
    10.2 サンプリングポリシーの継続的見直し
    10.3 「データが消える」不安への対処
    10.4 サンプリング成熟度モデル
    10.5 まとめ

    第11章 サンプリングの事例
    11.1 Uber:適応型サンプリングによる大規模トレース管理(2019年)
    11.2 Slack:因果グラフモデルによるトレーシングとサンプリング(2020年)
    11.3 Canva:OpenTelemetryによるエンドツーエンドトレーシングの構築(2021年)
    11.4 DoorDash:OpenTelemetryのスパンプロセッサー最適化(2021年)
    11.5 Intercom:Honeycomb Refineryによる動的サンプリングの導入(2022年)
    11.6 Skyscanner:OpenTelemetryによるテレメトリーコスト90%削減(2025年)
    11.7 AuditBoard:マネージドテイルサンプリングによるトレースコスト最適化(2025年)
    11.8 Cloudflare:大規模Prometheusにおけるカーディナリティ管理(2023年)
    11.9 Stripe:Amazon Managed Service for Prometheusへの大規模メトリクス移行(2024年)
    11.10 ログサンプリングとコスト最適化の事例
    11.11 プロファイルのサンプリングの事例
    11.12 サンプリング導入の失敗パターン
    11.13 サンプリングのアンチパターン集
    11.14 事例の横断的分析
    11.15 まとめ

    付録A サンプリング導入のチェックリスト
    A.1 サンプリング導入の判断フロー
    A.2 推奨されるリテンションとストレージ設計
    A.3 サンプリング率の推奨値
    A.4 移行計画テンプレート

    付録B トラブルシューティングガイド
    B.1 問題1:Collectorのメモリ枯渇(OOMKill)
    B.2 問題2:スパンがバックエンドに届かない
    B.3 問題3:サンプリング率が意図した値と異なる
    B.4 問題4:分散トレースが不完全(スパンの欠落)
    B.5 問題5:テイルサンプリングのレイテンシーが大きい
    B.6 問題6:エラートレースがサンプリングで除外される
    B.7 問題7:load_balancingエクスポーターでトレースが分散してしまう
    B.8 問題8:span_metricsコネクターのメトリクスが不正確
    B.9 問題9:サンプリング設定の変更が反映されない
    B.10 問題10:SDKのサンプリング設定が環境変数で上書きされる
    B.11 問題11:probabilistic_sampler・tail_samplingプロセッサーの競合
    B.12 問題12:ログのSeverityフィルタリングが意図どおりに動作しない
    B.13 問題13:トレース連動ログサンプリングでログが全量破棄される

    付録C サンプリングの将来展望
    C.1 Consistent Probability Samplingの標準化
    C.2 signal_to_metricsコネクターによるシグナル横断的なメトリクス生成
    C.3.3軽量Collectorの動向
    C.4 AIを活用したインテリジェントサンプリング

    付録D 統合設定例
    D.1 コンテキストベースサンプリング統合設定
    D.2 統合サンプリング戦略の設定

OpenTelemetryではじめるテレメトリーサンプリング ――シグナルデータ膨張に対応しながらオブザーバビリティを確保する(技術評論社) の商品スペック

シリーズ名 エンジニア選書
Cコード 3055
出版社名 技術評論社
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紙の本のISBN-13 9784297158132
ファイルサイズ 28.9MB
著者名 山口能迪
著述名 著者

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